ことの終わり / サントラ 洋画オリジナル 『ことの終わり』（1999年、米国・イギリス、原題：The End of the Affair）は、ニール・ジョーダン監督によるロマンス・ドラマ映画。グレアム・グリーンの同名小説を基に、1940年代のロンドンを舞台に、小説家モーリス（レイフ・ファインズ）と人妻サラ（ジュリアン・ムーア）の不倫と嫉妬、

獄門島（1977） 獄門島（1977）　1977年　東宝　劇場公開：1977年8月27日スタッフ　監督：市川崑　脚本：久里子亭、日高真也　原作：横溝正史　製作：田中収、市川崑キャスト　石坂浩二、司葉子、大原麗子、草笛光子、武田洋和、浅野ゆう子、坂口良子、太地喜和子、加藤武、上條恒彦、池畑慎之介、内藤武敏、稲葉義男、松村

ミッドサマー 『ミッドサマー』（2019年、米国・スウェーデン、原題：Midsommar）は、アリ・アスター監督によるホラー・ドラマ映画。恋人の死にトラウマを抱えるダニ（フローレンス・ピュー）が、恋人クリスチャン（ジャック・レイナー）らとスウェーデンの孤立した村ハルガで夏至祭に参加し、異教の儀式に巻き込まれる物語

『近畿地方のある場所について』解説、レビュー、感想 邦画がいま、大きな盛り上がりを見せている。映画『国宝』が興行収入100億円を突破し、実写日本映画としては22年ぶりの快挙を達成した。そして、その熱気に呼応するように、ジャパニーズホラーにも再びブームの兆しが訪れている。かつて『リング』シリーズが社会現象を巻き起こしたように、今年も人形ミステリー『ドー

アポロ13号 / サントラ 洋画オリジナル 「アポロ13」（1995年）のサウンドトラックは、ロン・ハワード監督の宇宙ドラマ映画を彩るジェームズ・ホーナーのスコアと選曲が特徴。トム・ハンクス、ケヴィン・ベーコン、ビル・パクストン演じる宇宙飛行士の危機を、ホーナーの「Main Title」「All Systems Go-The Launch」が

パリ・ブレスト　夢をかなえたスイーツ 『パリ・ブレスト 〜夢をかなえたスイーツ〜』（2023年、フランス、原題：À la belle étoile / Sugar and Stars）は、セバスチャン・テュラール監督によるヒューマンドラマ。22歳でパティスリー世界選手権チャンピオンとなったヤジッド・イシェムラエンの自伝を基に、不遇な少年

オールド・フォックス　１１歳の選択 『オールド・フォックス 11歳の選択』（2023年、台湾・日本、原題：老狐狸 / Old Fox）は、シャオ・ヤーチュエン監督、ホウ・シャオシェン製作によるヒューマンドラマ。1989年のバブル期の台北郊外を舞台に、父タイライ（リウ・グァンティン）と暮らす11歳のリャオジエ（バイ・ルンイン）が、「腹黒

ブリーディング・ラブ　はじまりの旅 『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』（2023年、米国、原題：Bleeding Love）は、エマ・ウェステンバーグ監督のヒューマンドラマ。ユアン・マクレガー（父）と実娘クララ・マクレガー（娘）が共演し、疎遠だった父娘がニューメキシコへの旅を通じて関係修復を目指すロードムービー。

東宝俳優録５　堺左千夫／伊豆肇 東宝ニューフェイスの第１期といえば、言わずと知れた三船敏郎が有名だが、他に伊豆肇、堀雄二、久我美子、若山セツ子、岸旗江などがいる。スターとは言えないが、脇役で長く活躍していた堺左千夫もその一人であった。 堺左千夫は25年生まれで、本名は阿部幸男という。堺という芸名のせいもあろうが、何となく

雪風 YUKIKAZE 『雪風 YUKIKAZE』（2025年、日本）は、山田敏久監督による戦争ドラマ映画。太平洋戦争中の実在の駆逐艦「雪風」を題材に、艦長・寺澤一利（竹野内豊）、先任伍長・早瀬幸平（玉木宏）、水雷員・井上壮太（奥平大兼）らの戦いと家族の絆を描く。2025年8月15日公開、120分。史実を基にした「幸運艦」