『哀れなるものたち』特集
第96回アカデミー賞に11部門もノミネートされ話題になっている『哀れなるものたち』。
すでに多くのシネマニストさんがコラムを執筆しているので、ご紹介します!
奥が深く難解と言われる監督なので、今回もあらすじを読んだ時点では世界観も掴みづらかった方も多いと思います🤔
本編を観てからも難しいと感じる方も少なくないと思いますが、こちらのコラムを読んで考察を深めたり、新たな発見をしてみませんか?
スコットランドの作家アラスター・グレイの同名ゴシック小説を「女王陛下のお気に入り」の鬼才ヨルゴス・ランティモス監督が、再び主演にエマ・ストーンを迎えて映画化した異色ドラマ。ヴィクトリア朝時代を舞台に、天才外科医の禁断の手術によって蘇った若い女性が、冒険の旅を通じて驚くべき成長を遂げ、時代の抑圧から自らを解放していくさまを、過激かつグロテスクな描写を織り交ぜつつ奇想天外なストーリーとゴージャスな映像美で描き出していく。共演はマーク・ラファロ、ウィレム・デフォー。
ーあらすじー
1度は死んだ若い女性ベラだったが、天才外科医ゴドウィン・バクスターの手術によって生まれたばかりの赤ん坊の心を持って生き返る。ベラはゴドウィンに見守られ、急速に成長していく。次第に自我に目覚めていくベラは、やがて弁護士のダンカンとともに未知なる世界を求めて壮大な冒険へと旅立つのだったが…。
2024年公開 絶対に観る映画
シネマニスト:かこ
何度鑑賞しても、最終的には突き放され、
エンドロール終了後は茫然。
メッセージ性ゼロとも捉えられますが、実は深い作品が多いと思います。
全女性へのエール!哀れなるものたち
シネマニスト:じゅーん
ヨルゴス・ランティモス史上、最もわかりやすい傑作
ヨルゴス・ランティモス作品はブラックコメディで観る人を居心地悪くさせる作品を作る。今回は原作があり、そちらも気になる所ですが、非常にわかりやすくアートなファンタジー映画となっています。
『哀れなるものたち』 2024年公開 絶対に観る映画
シネマニスト:Aluma
『ザ・ガーディアン』紙にて「この世代のギリシャの映画監督のなかで最も才能のある人物」と評される
ヨルゴス・ランティス監督の最新作
【ネタバレあり】「哀れなるものたち」への違和感を探る旅
シネマニスト:そぜ
【序章:観る前に見よう】
今回訪れた単館映画館のコーナーに3種類のポスターと特設コーナーが設けられていました。
とりあえず入口のカフェでハートランドの瓶を注文し、その間、特設コーナーでじっくり鑑賞します。
『哀れなるものたち』~籠から解放された 彼女の行く末とは?~
シネマニスト:3Dメガネ
一家における権力者である父という存在に所有物のように支配される設定は、監督の過去作で2009年に公開された『籠の中の乙女』と同じだ。実は『哀れなるものたち』の企画は2011年頃に一度あったという。だが当時は却下され、14年後の2023年にようやく初のお披露目となった。
難解だけど見終わった後誰かと語りたくなる映画 ~哀れなるものたち~
シネマニスト:飛べない魔女
一言で言うと。。
「なんか凄いものを見せられた」という感じです。
予告編を見たときも、なんだこの映画は?と心がザワザワする感じがあったのですが、本編を観たらもうザワザワしっぱなし!なんでしょうか?この世界は。不思議ワールド全開です。
アカデミー賞11部門ノミネート!!『哀れなるものたち』
シネマニスト:村松健太郎
邦題の”哀れなる”、原題の”POOR”という言葉からイメージが固定されそうですが、これは一種のミスリードで何とも言えないブラックユーモア&ダークファンタジー映画になっていました。
松尾芭蕉の”おもしろうてやがて悲しき”という表現を思い出しました。
『哀れなるものたち』ポスター、パネル展
シネマニスト:かこ
好みが分かれる映画だと思いますが、ランティモスファンとしては大満足な内容でした♫
でも2回鑑賞してもまだ足りないよと私の心が欲していたので、六本木蔦屋書店、渋谷PARCOで開催中のイベントに行ってきました。