cine-ma
2025/01/02 12:14
2024年に観た映画 BEST3 × 2
2024年に劇場で観た作品の数は、リバイバルの旧作を除くと46作品。
その中で特に心に残った作品を挙げると、
洋画:
①PERFECT DAYS
②コット、はじまりの夏
③ロボット・ドリームズ




「PERFECT DAYS」は個人的に洋画に分類しています(監督ファースト)。東京を舞台に、シンプルなリフを繰り返すかのように清掃員平山の日常を描きながら、人生讃歌/人生哀歌を歌い上げたヴィム・ヴェンダース監督の世界観に脱帽です。
②は、今年も数多の「泣ける映画」を観た中で最も切なく気持ちよく涙した作品。心に残るアイルランド映画となりました。③はサラ・ヴァロンの素敵な原作を味わい深い長編アニメ化に成功していて、まだ後を引いています。次点は「ポトフ 美食家と料理人」か「枯れ葉」。
邦画:
①街の上で
②ルックバック
③ぼくが生きてる、ふたつの世界




邦画の①は、今泉力哉監督作品の魅力溢れる世界にやられてしまいました。飄々とした主人公と魅力的な女性陣と下北沢の街並みが紡ぐ素敵な物語に拍手です。②は手法は異なれど「ロボット・ドリームズ」同様に、漫画をアニメーションに変換する中でいろんな付加価値を装填し、替えの効かない一作に仕上がった本作を。③は「ベイビーわるきゅーれ 」2作と悩んで、こちらの作品を選択。母親役の忍足亜希子さんと息子役の吉沢亮君が演じて見せた親子の時間に、ジンときました。
2025年も素敵な作品にめぐり会えますように。

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投稿を表示「PERFECT DAYS」は個人的に洋画に分類しています。その感覚とてもわかります。変わらない毎日に「変化」がある事を再認識した作品でした。