検証!昭和と令和の『阿修羅のごとく』
検証!昭和と令和の『阿修羅のごとく』《Netflixドラマ『阿修羅のごとく』レビュー》2025年が始まり、Netflixにて早速配信された是枝裕和監督最新作『阿修羅のごとく』(以降、令和版と記す)。「時間ですよ」や「寺内貫太郎一家」、「パパと呼ばないで」などを手掛けた向田邦子原作で、昭和54年と55年にはNHKの「土曜ドラマ」で和田勉
【ネタバレ】実は、始まりは四姉妹ではない”もう一人の阿修羅”『阿修羅のごとく』
【ネタバレ】実は、始まりは四姉妹ではない”もう一人の阿修羅”『阿修羅のごとく』Netflixシリーズ『阿修羅のごとく』が1月9日(木)から配信開始され、"阿修羅"に隠された意味や昭和時代の”趣”にフォーカスした考察を綴る。「懐かしいヒューマンドラマ」「昔はこうだったのか」など、それだけでは終われない奥ゆかしさと、人間同士の距離感についても是非体験して欲しい。※以下ネタバレを含
最近一番泣いた映画
最近一番泣いた映画「一番泣いた映画」と言われてパッと思い浮かぶ映画ってありますか? 自分は最近の記憶だと、間違いなくこの映画が思い浮かぶんですよね。 『湯を沸かすほどの熱い愛』(C)2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会ご存知の方も多いと思います宮沢りえさん主演の映画で、ヒューマン邦画の中でかなり有名な作品
紙の月 「架空な幸せ」
紙の月 「架空な幸せ」紙の月 令和26年(2014)公開 ストーリー角田光代の同名ベストセラーを宮沢りえ主演で映画化したヒューマン・サスペンス。ごく平凡なアラフォー主婦が、若い男との出会いをきっかけに巨額の横領に手を染める転落の道行きを描く。共演は池松壮亮、大島優子、小林聡美。監督は「桐島、部活やめるってよ」の吉田大