貴重なフランス映画作品「落下の解剖学」 鑑賞しました!
貴重なフランス映画作品「落下の解剖学」 鑑賞しました!■「落下の解剖学(Anatomie d'une Chute)」(2023) 2024年のアカデミー賞脚本賞を受賞した本作は、既に、多くのシネマニストの方々が投稿されているので、今さら感があるが、1か月近く上映されていたので、見逃す事のない様に本日鑑賞した。 広告の動画が英語だったこともあり、フランス
法廷映画の傑作に迫る その⑥
法廷映画の傑作に迫る その⑥ミュージック・ボックス(1989年・アメリカ、カラー、124分) 今まで5度、法廷映画の傑作をご紹介してきたのですが、本作はちょっと異色です。謎が謎を呼ぶ展開、ラストの衝撃的事実に、思わず息をのみます。戦犯の罪に問われた父のために、法廷で闘う女性弁護士の苦悩を描いた社会派ドラマで、ジェシカ・ラングが
法廷映画の傑作に迫る その③
法廷映画の傑作に迫る その③アラバマ物語(1962年・米国、モノクロ、129分)監督:ロバート・マリガン レンタルはこちら「十二人の怒れる男」、「情婦」に続き、今回は「アラバマ物語」のご紹介です。 この映画は、人種的偏見の強いアメリカ南部の田舎町を舞台に、白人娘へのレイプ罪に問われた黒人青年を弁護する正義派弁護士の姿を描いて
法廷映画の傑作に迫る その②
法廷映画の傑作に迫る その②...「ご覧になっていない方のために、決して結末を口外しないでください」... これは本編エンド・クレジットに登場するナレーションである。 「情婦」(1957年・米国、モノクロ、116分) 監督:ビリー・ワイルダー レンタルはこちらアガサ・クリスティが、自作の短編小説を自ら脚色した戯曲「