速報短評『かくしごと』
速報短評『かくしごと』ある意味ラストが全てな作品なんだけど、うーん……。認知症の親、記憶喪失の少年、児童虐待など色々詰め込んでいるけど、後半に動きがあるまでどうにも「これでいいのか?」と絶えず疑問に思いながら見ていた。少年との出会いのシーンが悪すぎる。まぁ、原作がそうなのだからやむを得ないが、もう少し脚本にまとまりが欲し
考えうる不幸が全部盛り!己の過去と母親との関わりを自己総括した唯一無二のアドベンチャー映画!『ボーはおそれている』
考えうる不幸が全部盛り!己の過去と母親との関わりを自己総括した唯一無二のアドベンチャー映画!『ボーはおそれている』■ボーはおそれている(c)2023 Mommy Knows Best LLC, UAAP LLC and IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved.〈作品データ〉『ヘレディタリー/継承』や『ミッドサマー』を手掛けたアリ・アスター監督の最新作は精神疾患を患った中年独
行きつけ映画館「MOVIX三郷」
行きつけ映画館「MOVIX三郷」どうもー!映画館がない埼玉県吉川市在住の新米シネマニスト、じょ〜い小川です。今回のお題は「行きつけの映画館」となってますが、おそらく大半の方は都内のミニシアターを挙げるのではないかと思うことでしょうが、さにあらず。今や地方のシネコンもミニシアター作品を入れる所が結構ある。埼玉県ならさいたま新都心駅近
【蔵出しレビュー】ロシア政府の本質を垣間見る実話ベースの潜水艦事故映画『潜水艦クルスクの生存者たち』
【蔵出しレビュー】ロシア政府の本質を垣間見る実話ベースの潜水艦事故映画『潜水艦クルスクの生存者たち』※今週末『潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断』が公開するので、近年書いた潜水艦映画のレビューをアップ!尚、レビューは公開当時書いたものを加工したものです。 ■潜水艦クルスクの生存者たち(c)2018 EUROPACORP《作品データ》2000年に起きたロシアの原子力潜水艦クルスクの沈没事故を『偽りなき
【蔵出しレビュー】ジェラルド・バトラー主演の本格的な潜水艦バトル映画『ハンターキラー 潜航せよ』
【蔵出しレビュー】ジェラルド・バトラー主演の本格的な潜水艦バトル映画『ハンターキラー 潜航せよ』※今週末『潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断』が公開するので、近年書いた潜水艦映画のレビューをアップ!尚、レビューは公開当時書いたものを加工したものです。 ■ハンターキラー 潜航せよ(c)2018 Hunter Killer Productions, Inc.《作品データ》『300 〈スリーハンドレッ
ムロツヨシが大暴れのシン忠臣蔵!『身代わり忠臣蔵』
ムロツヨシが大暴れのシン忠臣蔵!『身代わり忠臣蔵』■身代わり忠臣蔵(c)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会〈作品データ〉「超高速!参勤交代」シリーズの原作などで知られる土橋章宏の時代小説「身代わり忠臣蔵」をムロツヨシ主演で映画化した時代劇コメディ映画。吉良上野介の弟・孝証は家を追い出された僧侶だが乞食同然の生活の日々。ある日、孝証は吉良家家臣に呼
わりと良かった(『ディア・ファミリー』見て直ぐ感想・短評)
わりと良かった(『ディア・ファミリー』見て直ぐ感想・短評)遅まきだけど大泉洋主演の『ディア・ファミリー』を見た。 悲壮感とか闘病苦は最小限に、大泉洋が演じる町工場の社長と家族の奮闘記と見ると泣ける作品。 序盤のアフリカ出張の根性エピソードが人工心臓開発への奔走と、それとは違ったが人命を救うのに役立つアイテム開発に根付いていて、また町工場の社長である主人公を
2024年上半期映画ベストテン
2024年上半期映画ベストテンこんにちは!新米シネマニストのじょ〜い小川です。早いもので2024年も下半期に突入しましたが、同時に上半期が終わった。今年は上半期に劇場公開の新作映画を119本見てきた。月20本をノルマと考えると1本未達。まぁ、本数ではなく1本の作品を見る・考察する質を高めたい…とは思いつつも、ある程度はおさえない
和製『ミスティック・リバー』と韓国ノワールを程よくブレンドしたサスペンス『罪と悪』
和製『ミスティック・リバー』と韓国ノワールを程よくブレンドしたサスペンス『罪と悪』■罪と悪(c)2023「罪と悪」製作委員会〈作品データ〉『アンダードッグ』(前後編)や『無頼』、『笑いのカイブツ』で助監督を務めた齊藤勇起監督のオリジナル脚本による小さな田舎町を舞台にしたサスペンス映画。晃と春と朔は同じ中学でサッカーをする少年だったが、ある日仲間の少年が川で遺体となって発見され、晃
アイコン変えてみた
アイコン変えてみたしかもこれ、10年以上前の写真だったりする。 あとレビューでもコピーライト付きで写真使ったり、少しずつここに対応しているかな。