「死刑台のエレベーター」と、マイルス・デイビスのサントラ盤
「死刑台のエレベーター」と、マイルス・デイビスのサントラ盤◆「死刑台のエレベーター(Ascenseur pour l’echafaud) 」(1957) ノエル・カレフの推理小説を、製作当時25歳だったルイ・マルが監督した傑作サスペンス。パリの土地開発会社の重役ジュリアンは、その会社の社長夫人フロランスと不倫関係にあった。情事の果て、2人は社長を自殺
昭和・平成シネマ画報 「羅生門」「死刑台のエレベーター」
昭和・平成シネマ画報 「羅生門」「死刑台のエレベーター」『羅生門』』(1950) イラスト 志賀コージ平安時代の京。ギラギラと刺すような陽光を浴びながら、ひと組の夫婦を襲う野獣のような盗賊。目を覆うような修羅場の後に語られた事の顛末は、語る者によってまるで異なり、何が真実なのかがさっぱり分からない。人間の心に棲みついたエゴを嫌というほど見せられてなお、