ここが素晴らしかった!おすすめ映画ロケ地特集!
ここが素晴らしかった!おすすめ映画ロケ地特集!映画の魅力はスクリーン上のストーリーだけでなく、その舞台となるロケ地にもあります。🏰実際の風景や建物が映画の世界観を一層引き立て、観客をまるでその場所にいるかのように感じさせます。映画をより特別なものにしてくれた素晴らしいロケ地を紹介してください!🎞️ オススメ ロケ地「砥峰高原」 シネマニスト:
昭和・平成シネマ画報 「羅生門」「死刑台のエレベーター」
昭和・平成シネマ画報 「羅生門」「死刑台のエレベーター」『羅生門』』(1950) イラスト 志賀コージ平安時代の京。ギラギラと刺すような陽光を浴びながら、ひと組の夫婦を襲う野獣のような盗賊。目を覆うような修羅場の後に語られた事の顛末は、語る者によってまるで異なり、何が真実なのかがさっぱり分からない。人間の心に棲みついたエゴを嫌というほど見せられてなお、
昭和・平成シネマ画報 「生きる」「サンセット大通り」
昭和・平成シネマ画報 「生きる」「サンセット大通り」「生きる」(1952) イラスト 志賀コージコツコツと堅実に勤め上げてきた初老の市役所職員。そんな男を病魔が襲い、余命いくばくもない。人生の終焉に際して目もくらむような喪失感の中で、男は市民のための公園開設に最後の情熱を注ぎます。やがて、出来上がった公園のブランコに戯れる男の背中を、静かに落ちる雪
ロケ地 世界の黒澤が愛した「御殿場」
ロケ地 世界の黒澤が愛した「御殿場」静岡県御殿場市・・・アウトレットモール・ハンバーグのさわやか だけではない!御殿場市は、霊峰富士の東麓に位置する緑豊かな高原都市です。人口は約9万人余を有し、静岡県では中規模な都市として発展を続けています。御殿場は東京から約100キロの距離にあり、東京・横浜などの経済圏、通勤圏内にもなっています。(
懐かしき1950年代の映画「日本編」
懐かしき1950年代の映画「日本編」1960年代、1970年代と、懐かしの名作を「アメリカ編」「ヨーロッパ編」「日本編」に分けて振り返っている。前回の1950年代「ヨーロッパ編」に続き、今回は1950年代の日本映画を懐古したい。当時の作品をリアルタイムで観ていたわけではないが、深い感動に浸れる名画が多い。 雨月物語(1953年・大映
おずおずと小津を語る その3
おずおずと小津を語る その3日本映画が最初に国際的に知られるようになったのは1950年黒澤明『 羅生門 』。溝口健二、成瀬巳喜男、市川崑、大島渚あるいはゴジラなどがそれに続きました。 生前小津が海外で評価されたのは『 東京物語 』が1958年ロンドン映画蔡で受けたサザーランド賞のみ。 独創的で創造性に富んだ監督に贈られるという
おずおずと小津を語る その2
おずおずと小津を語る その2 小津安二郎は『 晩春 』以降、脚本家・野田高梧とのコンビでいわゆる小津調と呼ばれるスタイルを確立。芸術性が高いが、決して理屈っぽい難解な映画ではない。 ただリテラシーを考えないと、ドラマの見どころがつかみにくいのはたしかでしょう。 黒澤明と小津安二郎と作風が対照的なのでドラマの描き方を対比してみる
おずおずと小津を語る その1
おずおずと小津を語る その12023年12月12日は小津安二郎の生誕120年没後60年にあたります。 誕生日に亡くなったというのも珍しいが( ちなみにトリビアを書くとイングリッドバーグマンもそう )、12月12日というゾロ目、100年前映画界に入った大正12年の12月12日に20歳を迎え、60歳の還暦に亡くなるという数字の並
伊丹十三・生誕90年 映画は家族 ② 父・万作亡き後
伊丹十三・生誕90年 映画は家族 ② 父・万作亡き後 伊丹十三・生誕90年 映画は家族 ① 父・伊丹万作の存在 から つづく 少年期の伊丹さんを見ると、せんだんは双葉より芳しで、手塚治虫、水木しげる、横尾忠則といった方々と同様、小学校低学年でその画力がすごく、観察力、デッサン力が大人顔負け。 次に転校が多い。 京都生まれだが、父の転勤で東京の
伊丹十三・生誕90年 映画は家族 ① 父・伊丹万作の存在
伊丹十三・生誕90年 映画は家族 ① 父・伊丹万作の存在 伊丹十三 1933年5月15日 京都生まれ。5月15日というと、京都は葵祭ですが、この日に生まれたんですね。今年生誕90年にあたります。 父親は伊丹万作( 1900~46 )監督作に『 国士無双 』『 赤西蠣太 』などがありますし、脚本作品に『 手をつなぐ子等 』(万作の死後・稲垣浩監督で映画化