似顔絵で綴る名作映画劇場『サムライの美学に酔いしれたいあなたへ』
似顔絵で綴る名作映画劇場『サムライの美学に酔いしれたいあなたへ』サムライの美学に酔いしれたいあなたへ 武に生きる漢たちの情念は、勇猛で悲壮な炎と燃え上がります。その雄姿の背中は気高く哀しいまでに美しい。蒼白い刃の光を受けたサムライたちの横顔が、時代のうねりの中で紅く染まります。そんな漢たちの激しい生き様を描いた作品をご紹介します。『用心棒』(1961) イラ
似顔絵で綴る名作映画劇場『禁断と官能の世界に浸りたいあなたへ』
似顔絵で綴る名作映画劇場『禁断と官能の世界に浸りたいあなたへ』禁断と官能の世界に浸りたいあなたへ 「愛」はどこまでも終わりのない旅。求め、与え、傷つけ、そしてさらなる処へと昇華していくのでしょう。そのカタチに決まりごとはなく、誰にもその答えは分からない。そして誰も止めることは出来ない。そんな未知なる扉を開いてもがく人々の姿を描いた問題作をご紹介します。 『
似顔絵で綴る名作映画劇場『迫り来る恐怖と戦慄にも立ち向かうあなたへ』
似顔絵で綴る名作映画劇場『迫り来る恐怖と戦慄にも立ち向かうあなたへ』迫り来る恐怖と戦慄にも立ち向かうあなたへ 不気味な現象! 異形の物体! 狂気の殺戮! 襲いかかる魔の手から逃れるすべはあるのか⁉ それでも何かに魅入られたかのように恐怖のトリコになってしまう人にはおススメの作品をご紹介します。 『羊たちの沈黙』(1991) イラスト 志賀コージ若い女性が殺害され
似顔絵で綴る名作映画劇場『今夜は踊り明かしたいあなたへ』
似顔絵で綴る名作映画劇場『今夜は踊り明かしたいあなたへ』今夜は踊り明かしたいあなたへ あの狂乱の時代を走り抜けた方ならその想い出も鮮烈な“ディスコブーム”。誰もが踊り狂った六本木の夜は妖しく輝く不夜城でした。まさに時代に踊らされたと言っても良いでしょう。いつの時代も私たちを包み、励まし、駆り立てる音楽の魔力。そんな音楽に彩られた作品をご紹介します。 『サ
似顔絵で綴る名作映画劇場『昭和の太陽を燦々と浴びたいあなたへ』
似顔絵で綴る名作映画劇場『昭和の太陽を燦々と浴びたいあなたへ』昭和の太陽を燦々と浴びたいあなたへ 美しい夕陽を遮る高層マンションも、宝石のような星との語らいを邪魔する無粋なネオンもなかったあの頃。映画館に足を運ぶというのはひとつのイベントでした。そこではキラ星のようなスタアたちが、眩いばかりのオーラで私たちの心を照らしてくれたのです。そんな時代を彩った昭和の
昭和・平成シネマ画報 「ゴジラ」
昭和・平成シネマ画報 「ゴジラ」『ゴジラ』(1954) イラスト 志賀コージ私の記憶が正しければ、ゴジラとの遭遇は第3作目の『キングコング対ゴジラ』(昭和37年/1962)が最初でした。1作目と翌年の続編『ゴジラの逆襲』の公開時はまだこの世に生を受けていないので、リアルタイムでの『ゴジラ』鑑賞はこの2本の後となります。とは言って
昭和・平成シネマ画報 「サムライ」「高校教師」
昭和・平成シネマ画報 「サムライ」「高校教師」『サムライ』(1967) イラスト 志賀コージ最小限に台詞を抑え、トレンチコートも凛々しい孤独の殺し屋を演じたアラン・ドロン。彼の中の″悪の美学″が見事に開花したフィルム・ノアールの名作。一匹狼の殺し屋はいつものように依頼された仕事を終わらせるが、運悪くナイトクラブのピアノ奏者の女と鉢合わせをして
昭和・平成シネマ画報 「エクソシスト」「ローズマリーの赤ちゃん」
昭和・平成シネマ画報 「エクソシスト」「ローズマリーの赤ちゃん」『エクソシスト』(1973) イラスト 志賀コージ社会現象まで巻き起こしたオカルト映画の代表的作品! 日本での公開は、もちろん夏でした。夏休みを迎えた学生を始めとして、映画館に詰めかけた老若男女の熱気たるや、凄まじいばかりでしたね! 「映画」が最高にパワフルだった時代の象徴的風景でもありました。
昭和・平成シネマ画報 「駅 STATION」「エルビス・オン・ステージ」
昭和・平成シネマ画報 「駅 STATION」「エルビス・オン・ステージ」『駅 STATION』(1981) イラスト 志賀コージオリンピックの射撃選手でもあった刑事の半生を、北海道を舞台に3人の女との出会いと別れを通して描いた人生模様。その時々をオムニバスにも似たスタイルを取りながら、人生の哀歓を噛みしめるが如く見つめています。高倉健演じる実直な刑事は、妻の不貞をど
昭和・平成シネマ画報 「愛の嵐」「タクシードライバー」
昭和・平成シネマ画報 「愛の嵐」「タクシードライバー」『愛の嵐』(1975) イラスト 志賀コージユダヤ人の少女がナチスの収容所時代に味わった恥辱の日々。戦後、幸せな結婚をした彼女は、かつて自分をもてあそんだナチス残党の男と思いがけず再会してしまう。運命の歯車が逆回転する。理解不能の衝動に抗えずに再びの性の海に溺れる2人。その背後では、ナチスの悪行の