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2024年に観た映画(9) 「夜明けのすべて」
ちょっと前まで、少々感情的になっている女性に対して「あの日なんじゃないの?」といった無神経な発言だったり陰口だったりが発せられていたこの国です。ちなみに我が家はPMSという言葉自体私も妻も知らず、娘は知っていたという認知度状況。「PMS」「パニック症候群」といった、一昔前なら個人で抱え込むしかなかっ
2024年に観た映画(9) 「夜明けのすべて」 ちょっと前まで、少々感情的になっている女性に対して「あの日なんじゃないの?」といった無神経な発言だったり陰口だったりが発せられていたこの国です。ちなみに我が家はPMSという言葉自体私も妻も知らず、娘は知っていたという認知度状況。「PMS」「パニック症候群」といった、一昔前なら個人で抱え込むしかなかっ
2024年に観た映画(8) 「リバー・ランズ・スルー・イット」
№8日付:2024/2/11タイトル:リバー・ランズ・スルー・イット | A RIVER RUNS THROUGH IT監督:Robert Redford劇場名:シネプレックス平塚 screen3パンフレット:あり・中古(¥400)評価:5「午前十時の映画祭13」での5
2024年に観た映画(8) 「リバー・ランズ・スルー・イット」 №8日付:2024/2/11タイトル:リバー・ランズ・スルー・イット | A RIVER RUNS THROUGH IT監督:Robert Redford劇場名:シネプレックス平塚 screen3パンフレット:あり・中古(¥400)評価:5「午前十時の映画祭13」での5
2024年に観た映画(7) 「コット、はじまりの夏」
物語の背景となるアイルランドの暮らしぶりやこの一家の状況が判らず、冒頭戸惑う。学校でも家族の中でもうまくやれない少女コットが、夏休みに1人預けられた親戚夫婦との生活の中で、人生の宝物のような時間を手にする物語。もう、あれです。アイルランド版「アルプスの少女ハイジ」です。「カルピスまんが劇場」のです。
2024年に観た映画(7) 「コット、はじまりの夏」 物語の背景となるアイルランドの暮らしぶりやこの一家の状況が判らず、冒頭戸惑う。学校でも家族の中でもうまくやれない少女コットが、夏休みに1人預けられた親戚夫婦との生活の中で、人生の宝物のような時間を手にする物語。もう、あれです。アイルランド版「アルプスの少女ハイジ」です。「カルピスまんが劇場」のです。
2024年に観た映画(5) 「枯れ葉」
アキ・カウリスマキ監督が描くヘルシンキという街とそこで生活する人々の様子は、とても貧しく質素な生活を強いられているようにしか見えない。TVもない部屋でラジオを点ければロシアがウクライナを攻撃するニュースばかり。そもそも作品に登場する市井の民たちはあまり笑顔を見せることがない。常に「負け犬」を描いてき
2024年に観た映画(5) 「枯れ葉」 アキ・カウリスマキ監督が描くヘルシンキという街とそこで生活する人々の様子は、とても貧しく質素な生活を強いられているようにしか見えない。TVもない部屋でラジオを点ければロシアがウクライナを攻撃するニュースばかり。そもそも作品に登場する市井の民たちはあまり笑顔を見せることがない。常に「負け犬」を描いてき
2024年に観た映画(4) 「サン・セバスチャンへ、ようこそ」
スペイン北東部の都市サン・セバスチャンで開催される国際映画祭は(ヨーロッパにおいて)カンヌ、ベルリン、ヴェネチアに次いで重要な映画祭に位置付けられているのだそうです。ヨーロッパを舞台にした作品は「マジック・イン・ムーンライト」(2014年)以来。スペインとなると「それでも恋するバルセロナ」(2008
2024年に観た映画(4) 「サン・セバスチャンへ、ようこそ」 スペイン北東部の都市サン・セバスチャンで開催される国際映画祭は(ヨーロッパにおいて)カンヌ、ベルリン、ヴェネチアに次いで重要な映画祭に位置付けられているのだそうです。ヨーロッパを舞台にした作品は「マジック・イン・ムーンライト」(2014年)以来。スペインとなると「それでも恋するバルセロナ」(2008
My Favorite Woody Allen PART2
2010年以降の作品は欠かさず観ていますが、何しろ基本ミニシアター系でしか上映されないのと、あまりパッとしない邦題なので、アレン監督作品だと気付かずに観逃がしてしまいそうになる事もしばしば。いっそのこと必ず邦題のアタマに「ウディ・アレンの~」と付けてくれたらと思っちゃいます。多作でありながらも佳作を
My Favorite Woody Allen PART2 2010年以降の作品は欠かさず観ていますが、何しろ基本ミニシアター系でしか上映されないのと、あまりパッとしない邦題なので、アレン監督作品だと気付かずに観逃がしてしまいそうになる事もしばしば。いっそのこと必ず邦題のアタマに「ウディ・アレンの~」と付けてくれたらと思っちゃいます。多作でありながらも佳作を
My Favorite Woody Allen PART1
ウディ・アレン監督作品を初めて観たのは「マンハッタン」のリバイバル上映。当時30代半ばの私にとって、彼の会話劇はおよそ魅力的とは思えませんでした。その3年後にゴールディ・ホーン目当てで観に行った「世界中がアイ・ラブ・ユー」で少し印象が変わり、2007年に観た「タロットカード殺人事件」で、遅まきながら
My Favorite Woody Allen PART1 ウディ・アレン監督作品を初めて観たのは「マンハッタン」のリバイバル上映。当時30代半ばの私にとって、彼の会話劇はおよそ魅力的とは思えませんでした。その3年後にゴールディ・ホーン目当てで観に行った「世界中がアイ・ラブ・ユー」で少し印象が変わり、2007年に観た「タロットカード殺人事件」で、遅まきながら
2024年に観た映画(2) 「ポトフ 美食家と料理人」
「料理がテーマの映画のおすすめ人気ランキング」とか「料理映画人気ランキング」で紹介される作品って、料理そのものに真摯な作品が意外と少ないと感じます。例えばその手のランキング上位に登場する「幸せのレシピ」は私も大好きな映画ではありますが、料理映画としては何も見るべきものがない。そもそも仏料理の店に伊料
2024年に観た映画(2) 「ポトフ 美食家と料理人」 「料理がテーマの映画のおすすめ人気ランキング」とか「料理映画人気ランキング」で紹介される作品って、料理そのものに真摯な作品が意外と少ないと感じます。例えばその手のランキング上位に登場する「幸せのレシピ」は私も大好きな映画ではありますが、料理映画としては何も見るべきものがない。そもそも仏料理の店に伊料
2024年に観た映画(1) 「PERFECT DAYS」
暇潰しにスマホでポイ活をやっていると、頻繁に出てくる質問の1つに「今よりも贅沢な生活がしたい」というのがあります。私の選択は決まって「まぁそう思う」。そんな私でも、ヴェンダース監督が綴った都会の片隅のお伽噺のような本作に心がザワつきました。都心のボロアパートに暮らす公共トイレの清掃員平山(役所広司)
2024年に観た映画(1) 「PERFECT DAYS」 暇潰しにスマホでポイ活をやっていると、頻繁に出てくる質問の1つに「今よりも贅沢な生活がしたい」というのがあります。私の選択は決まって「まぁそう思う」。そんな私でも、ヴェンダース監督が綴った都会の片隅のお伽噺のような本作に心がザワつきました。都心のボロアパートに暮らす公共トイレの清掃員平山(役所広司)
2023年に観た映画 BEST3 × 2
今年劇場で観た作品の数はリバイバルを除くと40作品。その中で特に心に残った作品を挙げると、洋画:①モリコーネ 映画が恋した音楽家②エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス③ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3①は映画版「私の履歴書」とでも言いたくなる至福のドキュメンタリー。
2023年に観た映画 BEST3 × 2 今年劇場で観た作品の数はリバイバルを除くと40作品。その中で特に心に残った作品を挙げると、洋画:①モリコーネ 映画が恋した音楽家②エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス③ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3①は映画版「私の履歴書」とでも言いたくなる至福のドキュメンタリー。