大瀬康一の出演映画
大瀬康一の出演映画今回からは、大瀬康一である。元祖テレビヒーローである「月光仮面」や「隠密剣士」で主演を演じた元祖ヒーロー俳優だ。「月光仮面」なんかは自分の生まれる前だし、リアルタイムでその活躍を見た記憶もないが、存在は子供の頃から知っていた気がする。 大瀬康一は37年生まれで、本名は大瀬一靉(かずなり)といい、見た
坂口祐三郎(坂口徹郎)の出演映画 その4
坂口祐三郎(坂口徹郎)の出演映画 その4続けて、坂口祐三郎(坂口徹)である。 71年は初の大映映画出演。映画テレビ通じて他社出演は初めてかもしれない。それが渥美マリ主演の「モナリザお京」である。坂口には少ない現代劇で、主演の渥美はスリ、川津祐介が宝石泥棒。坂口はクラブ支配人の仲村隆と結託している盗品宝石ブローカーという役である。主人公たち
坂口祐三郎(坂口徹)の出演映画 その3
坂口祐三郎(坂口徹)の出演映画 その3続けて坂口祐三郎である。 ついに、67年「仮面の忍者赤影」に出会うこととなる。ある日カメラテストが行われ、その1週間後くらいに呼び出され、初めて主役であることを知ったという。実は赤影役には岡崎二朗が有力視されていたが、仮面をつけてもカッコイイという点で坂口が選ばれたようだ。主役に抜擢された坂口であ
坂口祐三郎(牧口徹)の出演映画 その2
坂口祐三郎(牧口徹)の出演映画 その2今回も坂口祐三郎の牧口徹時代、63年からの続きである。 「柳生武芸帳 片目水月の剣」は近衛十四郎主演の人気シリーズで、本作は6作目にあたる。共演は息子の松方弘樹初め、大木実、桜町弘子など。和崎俊哉が和崎隆太郎名義で出演しており、次作より俊哉に改名している。本作では高倉新八という役だが、第1~2作では
坂口祐三郎(牧口徹)の出演映画
坂口祐三郎(牧口徹)の出演映画今回からは「仮面の忍者赤影」で知られる坂口祐三郎である。坂口は41年福岡生まれで本名は中村徹という。ちなみに仲村トオルの本名は中村亨だ。父親の顔は知らず、母には4歳で捨てられ、祖父方で育ったという。高校二年の時、第7期東映ニューフェイスに応募。と言っても本人が応募したわけではない。校内に彼のファンク
速水亮の出演映画 その3
速水亮の出演映画 その3引き続き速水亮である。 大映が倒産し、アルバイトで食いつなぐ生活を送ることになった。芸名は豊田正文から自分で姓名判断を行い、三崎玲資に変えていた。その当時の仕事は森田健作主演の青春ドラマ「青春をつっ走れ」(72年)くらいであった。北海道から神奈川の渚高校に転校してきた大次郎(森田)は男子バレー部を立
速水亮(炎三四郎)の出演映画 その2
速水亮(炎三四郎)の出演映画 その2前回に引き続き速水亮の大映時代、つまり炎三四郎だった頃である。 「女秘密調査員 唇に賭けろ」の主演は江波杏子。タイトル通り秘密調査員である。探偵でも警察でもなく産業スパイみたいなものだろうか。長谷川明男、平泉征(後に成)、そして速水はその同僚という役である。共演は藤巻潤、成田三樹夫、赤座美代子、名古
速水亮(炎三四郎)の出演映画
速水亮(炎三四郎)の出演映画次は誰にするか悩んだのだが、「仮面ライダーX」の速水亮にした。まあ大映ニューフェイス出身で篠田三郎の時とだぶる部分もあるかもしれないが、そこは広い目で。 速水亮は49年生まれ。本名は越坂部茂、千葉の高校を素行不良で2年で退学。69年、上京して駆け出しの女優という女性と知り合ったことをきっかけに大映ニ
中田博久の出演映画 その2
中田博久の出演映画 その2前回の続きで、中田博久である。66年は「黄金バット」。戦前からの人気紙芝居の実写化である。主演は千葉真一で、ヒゲを蓄えヤマトネ博士という役でありバットに変身するわけではない。黄金バットは元からあの姿である。他の出演者は筑波久子、山川ワタル、高見エミリーなどで、中田は泉石捜索隊員の一人を演じている。ア
中田博久の出演映画
中田博久の出演映画今回からは中田博久である。「ウルトラマン」と「ウルトラセブン」の間に放送されたのが「キャプテンウルトラ」だが、そのキャプテンを演じたのが中田博久であった。テレビでの悪役俳優のイメージが強いと思うが、映画への出演も数多い。 中田は43年生まれで、父は戦前の日活で活躍した俳優・中田弘二である。その縁もあ