森次晃嗣(浩司)の出演映画 その3
森次晃嗣(浩司)の出演映画 その3引き続き森次浩司である。72年は松竹作品以外にも、ATGの「音楽」にも出演している。三島由紀夫の原作で、成人映画に指定されており「猥褻か神聖な愛の儀式か-女の性と心理の深奥をえぐる衝撃作」と謳われていた。主演は黒沢のり子で、精神科医に細川俊之、他に高橋長英、松川勉、森秋子、藤田みどり、三谷昇など。森
森次晃嗣(浩司)の出演映画 その2
森次晃嗣(浩司)の出演映画 その2引き続き森次晃嗣(浩司)である。70年は、まず4度目の映画化となる「姿三四郎」。43年の東宝・黒澤明の監督デビュー作として初映画化(続編あり)、55年の東映版(主演波島進)、65年に再び東宝で(主演加山雄三)、そして今回の松竹版で主演は竹脇無我である。4度目と書いたがそれは「姿三四郎」というタイトル
森次晃嗣(浩司)の出演映画
森次晃嗣(浩司)の出演映画黒部進の次となると、やはり「ウルトラセブン」で森次晃嗣ということになろうか。森次は43年北海道滝川市生まれ。滝川の有名人と言えば、脚本家の鳥海尽三や比佐芳武、タレントの藤本美貴や大政絢などがおり、大政は高校の後輩にあたる。ちなみに水谷豊は近隣の芦別市生まれ。個人的なことを言えば、自分もこの辺り(空知
黒部進の出演映画 その4
黒部進の出演映画 その4今回も引き続き黒部進である。 67年はもう一本あって、「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」にも出演している。ゴジラの息子つまりミニラの登場である。まあゴジラも生物なので子供が居ても不思議ではないだろうが、母親は?つまりママゴジラがいるということになるが、そこを疑問に思ってはいけないのだろう。完全に子供を意
黒部進の出演映画 その3
黒部進の出演映画 その3引き続き黒部進である。 66年に入り最初の映画は「暴れ豪右衛門」。三船敏郎主演の時代劇である。東宝で三船の主演とくれば、黒澤映画のイメージが強いが、本作の監督は稲垣浩。東宝版の「宮本武蔵」や「無法松の一生」など稲垣監督で三船を主演とした作品は結構あるのだ。三船はタイトルにある農民の郎党である加賀七党
黒部進の出演映画 その2
黒部進の出演映画 その2前回に続いて黒部進である。65年は記録によると全部で5本に出演している。東宝所属なので全て東宝(東京映画含む)の作品である。 まずは「勇者のみ」。これは日米合作の戦争映画で、監督と主演をフランク・シナトラが務めている。シナトラと言えば歌手のイメージが強いが俳優としても多くの作品に出演している。監督を
黒部進の出演映画
黒部進の出演映画自分が最初に触れたヒーローは何だったか考えたのだが、正直記憶が曖昧なので、ここは無難に「ウルトラマン」(66年)ということにした。というわけで、初代ウルトラマンと言えば黒部進である。 黒部進は39年生まれで、本名は吉本隆志。中大4年の時に家賃滞納からホームレス状態となり、靴磨きで生計を立てていた。そ
夏夕介の出演映画 その3
夏夕介の出演映画 その3引き続き、夏夕介である。75年3月にドラマ「愛と誠」が終了した直後から、前年はゼロだった映画出演が相次いでいる。まずは日活の「襟裳岬」。森進一のヒット曲を基にした歌謡映画である。主演は山口いずみで、その相手役として神有介、そして夏夕介である。夏と字面の似ている神有介だが、映像出演作は多くない。その中
夏夕介の出演映画 その2
夏夕介の出演映画 その2引き続き夏夕介である。 71年は、日活の野良猫ロックシリーズ以外にも、松竹の「おんなの朝・あまから物語」に出演している。女性が主人公のようなタイトルだが、主演扱いは加東大介である。その妻が京塚昌子で、その子供たちが森次浩司、尾崎奈々、そして夏夕介である。他に三木のり平、フランキー堺、河内桃子、美川憲
夏夕介の出演映画
夏夕介の出演映画今回からは、「特捜最前線」繋がりで夏夕介である。彼もテレビで専ら活躍していたイメージが強いと思うが、70年代には映画出演も結構あるのだ。 夏夕介は50年生まれで、本名は田浦久幸という。出生地は熊本で、小学校は千葉、中高は大阪と各地を転々としている。大阪で、グランプリーズというバンドでオルガンを担当し