2024年に観た映画(19) 「バジュランギおじさんと、小さな迷子」
2024年に観た映画(19) 「バジュランギおじさんと、小さな迷子」初めて韓国映画「シュリ」を観た時、当時はまだ「近くて遠い国」と言われていた彼の国の様子に映画と言う媒体を通して触れて、ハングル語のクレジットと共にとても新鮮だった覚えがあります。インド映画も、現代劇はこれが初めて。予告編に誘われた本作を印パ両国の関係を予習して観賞。ちなみに制作年度は2015年で、日
2024年に観た映画(18) 「悪は存在しない」
2024年に観た映画(18) 「悪は存在しない」(c)2023 NEOPA / Fictive多くの話題作が公開されたこのG.W.、一番楽しみにしていたのがこちらの作品。東京で2館、神奈川で3館しか上映していない状況に、配給会社とトラブルでもあったのかと思いkikiさんで訊いてみたところ、どうやら「制作側の意図」らしいとの事。最初は何でそんな事を
2024年に観た映画(17) 「ゴジラxコング 新たなる帝国」
2024年に観た映画(17) 「ゴジラxコング 新たなる帝国」(c)2024 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.レジェンダリー・ピクチャーズによる本シリーズもこれが5作目。前作に続いて担当したアダム・ウィンガード監督の世界観は、ある意味とてもわかりやすい。東宝ゴジ
最後にテンション上がる⤴作品三選
最後にテンション上がる⤴作品三選当サイトの「私の好きな映画」コーナーを見ていたら、「カテゴリを絞る」という欄に「衝撃のラスト」ってのが目に入りました。これね、本当はよくない。そういう先入観で観ちゃうと身構えちゃいますから。「スティング」なんかが良い例で、「ラストにどんでん返しがある映画」の烙印を押されちゃったものだから、えっ、この
2024年に観た映画(16) 「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」
2024年に観た映画(16) 「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章」まず最初に、私は浅野いにお氏の漫画が苦手である。大学時代からコロナ禍までの云十年間スピリッツ愛読者だった私が彼の作品に触れたのは「おやすみプンプン」と「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」。どちらの作品も読み続ける意欲が湧かなかった。基本、連載作品の読み飛ばしをしない私なのですが、彼の作
2024年に観た映画(14) 「フォロウィング」
2024年に観た映画(14) 「フォロウィング」庵野秀明監督が学生時代に製作したという「DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン」を最近WOWOWで観たのですが、もうビックリ。そのカメラワークやカット割り、独特のカメラ目線が既に確立されていて、庵野イズム満載の仕上がり具合。「シン」シリーズの原点ここにありと実に興味深くもあり、後年こうやっ
2024年に観た映画(12) 「オッペンハイマー」
2024年に観た映画(12) 「オッペンハイマー」NHKの「映像の世紀バタフライエフェクト」という番組で「マンハッタン計画 オッペンハイマーの栄光と罪」という放送回があって、結果的にこの番組が彼の担った役割を予習する役割を果たして観賞に臨んだ本作。先の大戦の命運を握る一大国家プロジェクトとして、かつてない威力を持つ新兵器開発競争の先頭に立った物理学
2024年に観た映画(11) 「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」
2024年に観た映画(11) 「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」少年漫画雑誌の連載作品である「ハイキュー!!」がJKの間でも大人気だと知った当時は、「なんで?」と思ったりもしましたが、きっかけはアニメだったりするケースも多いようで、最終話が載ったジャンプを娘の友人が探していると聞いて我が家の古本を贈呈した事もありました。TVでアニメ版を最初に観た際は、正直この漫
素敵な《カメレオン女優》 河合優実
素敵な《カメレオン女優》 河合優実初めて彼女の出演作品を劇場で観たのは、2022年公開の「ちょっと思い出しただけ」(松居大悟監督・脚本)。(c)2022『ちょっと思い出しただけ』製作委員会池松壮亮演じる照生に恋心を抱くダンサー、泉美役を演じていました。女優さんとして気になりだしたのが、同年公開の「愛なのに」(城定秀夫監督)。(c)2
今年のオスカーの行方は?
今年のオスカーの行方は?日本で一番話題になる映画の祭典と言えば、やっぱりこちら。ただ地球の裏側の日本では公開が間に合っていない作品も多数。いや、オスカー受賞を手土産に観客動員数を伸ばす配給元の戦略ですかね?そもそも賞レースには興味ないのですが、イベントとしての楽しさに溢れたこの祭典の中継は毎年楽しみにしています。同時通訳の