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中村敦夫の出演映画 その3
引き続き中村敦夫である。 彼が「木枯し紋次郎」に選ばれた経緯は割合有名だと思うので、ここでは詳しく書かないが、中村にとって魅力的だったのは普通のカツラではなく、自毛を利用してやるという話だったという。要するに髷の部分だけをくっつけるというものだ。それならあっという間にできるし、圧迫感もない
中村敦夫の出演映画 その3 引き続き中村敦夫である。 彼が「木枯し紋次郎」に選ばれた経緯は割合有名だと思うので、ここでは詳しく書かないが、中村にとって魅力的だったのは普通のカツラではなく、自毛を利用してやるという話だったという。要するに髷の部分だけをくっつけるというものだ。それならあっという間にできるし、圧迫感もない
中村敦夫の出演映画 その2
続けて中村敦夫である。68年に中村が出演したもう一本が松竹「復讐の歌が聞える」である。主演は俳優座の後輩である原田芳雄で、これが映画デビュー作でもある。原作は石原慎太郎「青い殺人者」だが、石原が自ら脚本も担当している。俳優座と提携して製作されているので、原田、中村以外にも東野英治郎、浜田寅彦、滝田裕
中村敦夫の出演映画 その2 続けて中村敦夫である。68年に中村が出演したもう一本が松竹「復讐の歌が聞える」である。主演は俳優座の後輩である原田芳雄で、これが映画デビュー作でもある。原作は石原慎太郎「青い殺人者」だが、石原が自ら脚本も担当している。俳優座と提携して製作されているので、原田、中村以外にも東野英治郎、浜田寅彦、滝田裕
中村敦夫の出演映画
今回からは、岸田森のところでも話題に出た中村敦夫である。自分の中では「木枯し紋次郎」はもちろん、「水滸伝」「必殺仕業人」「おしどり右京捕物車」といった少年時代に見た時代劇ヒーロー役者である。別に中村目当てで見ていたわけではなく、たまたまどれも彼が主役だったということである。 中村敦夫は40
中村敦夫の出演映画 今回からは、岸田森のところでも話題に出た中村敦夫である。自分の中では「木枯し紋次郎」はもちろん、「水滸伝」「必殺仕業人」「おしどり右京捕物車」といった少年時代に見た時代劇ヒーロー役者である。別に中村目当てで見ていたわけではなく、たまたまどれも彼が主役だったということである。 中村敦夫は40
岸田森の出演映画 その4
もう1回だけ、岸田森である。 73年に入るが、岸田が出演している映画でお蔵入りになってしまったのが「夕映えに明日は消えた」である。原作は笹沢佐俣で、主演は中村敦夫という「木枯し紋次郎」のコンビ。紋次郎が放送中の中、制作され勿論内容も紋次郎を意識したものとなっている。タイトルも紋次郎のサブタ
岸田森の出演映画 その4 もう1回だけ、岸田森である。 73年に入るが、岸田が出演している映画でお蔵入りになってしまったのが「夕映えに明日は消えた」である。原作は笹沢佐俣で、主演は中村敦夫という「木枯し紋次郎」のコンビ。紋次郎が放送中の中、制作され勿論内容も紋次郎を意識したものとなっている。タイトルも紋次郎のサブタ
岸田森の出演映画 その3
引き続き、岸田森である。71年の岸田は、テレビでは「帰ってきたウルトラマン」に出演。主人公・郷秀樹(団次郎)が働いていた自動車修理工場の経営者・坂田健役でレギュラー出演。しかし、その妹役でヒロインでもあった榊原ルミのスケジュール確保が困難にななっため37話にて宇宙人に襲われ共に死亡という形で降板した
岸田森の出演映画 その3 引き続き、岸田森である。71年の岸田は、テレビでは「帰ってきたウルトラマン」に出演。主人公・郷秀樹(団次郎)が働いていた自動車修理工場の経営者・坂田健役でレギュラー出演。しかし、その妹役でヒロインでもあった榊原ルミのスケジュール確保が困難にななっため37話にて宇宙人に襲われ共に死亡という形で降板した
岸田森の出演映画 その2
引き続き岸田森である。「狙撃」(68年)は加山雄三主演のアクション映画。加山の役は殺し屋で、同じく殺し屋の森雅之と対決する。当時の加山もそうだが、森雅之の殺し屋というのも意外に思えるキャスティングだ。ヒロイン役は浅丘ルリ子で、67年より他社出演が解禁になっている。この時はもう日活の専属ではなく石原プ
岸田森の出演映画 その2 引き続き岸田森である。「狙撃」(68年)は加山雄三主演のアクション映画。加山の役は殺し屋で、同じく殺し屋の森雅之と対決する。当時の加山もそうだが、森雅之の殺し屋というのも意外に思えるキャスティングだ。ヒロイン役は浅丘ルリ子で、67年より他社出演が解禁になっている。この時はもう日活の専属ではなく石原プ
岸田森の出演映画
今回からは岸田森である。我々世代には「怪奇大作戦」「帰ってきたウルトラマン」「ファイヤーマン」といった円谷作品や「傷だらけの天使」などで子供の頃から馴染みのあるバイブレイヤーだったが、亡くなって既に40年が経過している。前述の様にテレビでの活躍が印象に深いが、勿論映画にも数多く出演している。&nbs
岸田森の出演映画 今回からは岸田森である。我々世代には「怪奇大作戦」「帰ってきたウルトラマン」「ファイヤーマン」といった円谷作品や「傷だらけの天使」などで子供の頃から馴染みのあるバイブレイヤーだったが、亡くなって既に40年が経過している。前述の様にテレビでの活躍が印象に深いが、勿論映画にも数多く出演している。&nbs
本郷功次郎の出演映画 その4
もう一回だけ本郷功次郎である。前回の続きで、65年で気になった作品を挙げておく。 「大捜査網」(65年)は、解説には1年間の訓練を終え、城南署警ら課かに勤務することになった三人(本郷、藤巻潤、丸井太郎)と赴任してきた講師だった警部(宇津井健)とある。爽やかな警官成長物語というわけでもなく、
本郷功次郎の出演映画 その4 もう一回だけ本郷功次郎である。前回の続きで、65年で気になった作品を挙げておく。 「大捜査網」(65年)は、解説には1年間の訓練を終え、城南署警ら課かに勤務することになった三人(本郷、藤巻潤、丸井太郎)と赴任してきた講師だった警部(宇津井健)とある。爽やかな警官成長物語というわけでもなく、
本郷功次郎の出演映画 その3
引き続き本郷功次郎だが、今更だが映画スターとして活躍していたので大映時代だけでも約90本の映画に出演しているのだ。細かく取り上げすぎると20回でも終わらないと思うので、(個人的に)気になった作品のみ挙げていく。 「停年退職」(63年)は、停年退職を1カ月後に控えたサラリーマン(船越英二)を
本郷功次郎の出演映画 その3 引き続き本郷功次郎だが、今更だが映画スターとして活躍していたので大映時代だけでも約90本の映画に出演しているのだ。細かく取り上げすぎると20回でも終わらないと思うので、(個人的に)気になった作品のみ挙げていく。 「停年退職」(63年)は、停年退職を1カ月後に控えたサラリーマン(船越英二)を
本郷功次郎の出演映画 その2
引き続き本郷功次郎である。59年の残りからである。 「貴族の階段」はタイトルからは想像しにくいが、二二六事件を背景としており、森雅之、叶順子、金田一敦子、菅原謙次、友田輝、滝沢修、志村喬などが出演している。本郷は近衛の見習い士官で、金田一の兄、その親友の叶に気があるという役。事件には妹に睡
本郷功次郎の出演映画 その2 引き続き本郷功次郎である。59年の残りからである。 「貴族の階段」はタイトルからは想像しにくいが、二二六事件を背景としており、森雅之、叶順子、金田一敦子、菅原謙次、友田輝、滝沢修、志村喬などが出演している。本郷は近衛の見習い士官で、金田一の兄、その親友の叶に気があるという役。事件には妹に睡