昭和から令和へ60年の時空を超越した笠原和夫プロットの白石和彌時代劇大作『十一人の賊軍』
昭和から令和へ60年の時空を超越した笠原和夫プロットの白石和彌時代劇大作『十一人の賊軍』■十一人の賊軍(c)2024「十一人の賊軍」製作委員会《作品データ》『日本侠客伝』シリーズや『仁義なき戦い』シリーズ等の脚本を手掛けた笠原和夫が1964年に原案したプロットを元に、『凶悪』や『孤狼の血』シリーズの白石和彌監督が手掛けた時代劇大作!1868年慶応4年の戊辰戦争の中で、新発田藩は新政府軍
白石和彌は時代劇を撮るべし!
白石和彌は時代劇を撮るべし!年間ベスト級の面白さ 監督:白石和彌原案:笠原和夫時間:155分PG12 白石和彌らしさは時代劇が合う 白石和彌監督、絶対に時代劇合ってる。すんごくお上手ですよ。今年は『碁盤斬り』も良かったですけど、それを凌ぐ面白さ。白石監督といえば、残酷な描写や壮絶さ、グロさが素晴らしいのですが、正直言って戦国時
幻の大作企画、60年の雌伏の時を経て映画化!『十一人の賊軍』
幻の大作企画、60年の雌伏の時を経て映画化!『十一人の賊軍』東映集団抗争時代劇、幻の企画が60年の時を超えて遂に映画化。映画の中にはこれは会社の責務、義務として創り上げなくてはいけないものがありますが、これはまさに東映にとっての”創らなくてはいけない映画”でした。2時間半と長めの上映時間ですが、とにかく見どころが多くて飽きさせません。山田孝之はもちろん大河ド
【配信記念特別コラム】『極悪女王』に見られるNetflix配信ドラマ制作と映画制作のボーダーレス化
【配信記念特別コラム】『極悪女王』に見られるNetflix配信ドラマ制作と映画制作のボーダーレス化〈『極悪女王』配信記念特別コラム〉ゆりやんレトリィバァ主演、白石和彌総監督作品『極悪女王』を全話見た興奮冷めやまぬ中で、昨年と今年で話題になった一ノ瀬ワタル主演、江口カン監督作品『サンクチュアリ -聖域-』と綾野剛主演、大根仁監督作品『地面師たち』を改めて全話見て、ふと思うところがあったので書いてみ
【蔵出しレビュー】白石和彌監督による降旗康男監督作品風のヒューマンドラマ
【蔵出しレビュー】白石和彌監督による降旗康男監督作品風のヒューマンドラマ※9月18日からNetflixにて配信開始のゆりやんレトリィバァ主演白石和彌監督作品『極悪女王』にあわせて、白石和彌監督の過去作品のレビューをUPしました。尚、文章は公開当時のものを一部加筆・訂正したものです。■ひとよ(c)2019「ひとよ」製作委員会《作品データ》桑原裕子率いる劇団KAKUTAの代
戦う女神たちの青春と非日常の祭りの世界『極悪女王』
戦う女神たちの青春と非日常の祭りの世界『極悪女王』《『極悪女王』追加レビュー》9月12日に後楽園ホールで行われた「ネットフリックスシリーズ『極悪女王』配信記念イベント ネトフリ極悪プロレス」において光輝いていたのはゆりやんレトリィバァや唐田えりか、剛力彩芽といった女優たちと、ダンプ松本や長与千種など同イベントにゲストとして呼ばれた全日本女子プロレス
80年代の女子プロレス
80年代の女子プロレスNetflixシリーズ「極悪女王」の試写に招待頂きました。 筆者が幼い頃はテレビで毎週プロレスが放送されており、父と一緒に視聴していた。子どもながら、ジャイアントスイングやサソリ固めなどのワザも理解していたと思う。そして今回試写会の機会を頂き視聴した際、女子プロレスラーファンの友人に誘われ、プロレス
Netflixオリジナル「極悪女王」全話・イベント鑑賞を終えて
Netflixオリジナル「極悪女王」全話・イベント鑑賞を終えて Netflix様の試写会にご招待いただき、鑑賞してまいりました。 70~80年代のプロレス旋風の中を生き抜いた彼女たちの、熱い熱い表舞台とその舞台裏。それらを余すところなく映し出した本作。 正直プロレスに関しては、好きでしたがにわか程度のファンで、配信サイトでたまに試合を見たり、有名選手をチラホ
【実話】生ぬるさゼロ、女子プロレスの熱き戦いと友情の大傑作
【実話】生ぬるさゼロ、女子プロレスの熱き戦いと友情の大傑作「プロレスのルール知らない?ごちゃごちゃ言ってねぇで極悪女王をミロ👊💥」 先日試写にご招待いただき、Netflixシリーズドラマ「極悪女王」をひと足先に鑑賞してきました舞台は80年代、「極悪女王」として世間を震撼させ、一世風靡したダンプ松本こと、松本香さんの半生を描いた半自伝的ストーリープロレスに
あらゆる角度で超白熱のイベント! Netflixドラマ『極悪女王』 ネトフリ極悪プロレス スペシャルマッチ&トークイベント
あらゆる角度で超白熱のイベント! Netflixドラマ『極悪女王』 ネトフリ極悪プロレス スペシャルマッチ&トークイベント「プロレスの聖地」後楽園ホールに行くのは実に2005年のDDTの年末興行以来19年ぶりではある。かつて1995年から1997年ぐらいまではよく後楽園ホールに通っていた。当時観に行ったのは主に全日本プロレスやFMW、大日本プロレス、あと今無い団体だとIWAジャパンや天龍源一郎がメインのWAR等で、頻繁