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水谷豊の出演映画 その2
引き続き水谷豊だが当時18歳で高校卒業を控え、この時点では俳優で生活していくことを考えていなかったため、劇団ひまわりを退団し、二年近く芸能界から離れているのである。 カムバックしたのは72年、中山仁主演の青春ドラマ「泣くな青春」の不良生徒役だった。「新・高校生ブルース」で共演した関根恵子が
水谷豊の出演映画 その2 引き続き水谷豊だが当時18歳で高校卒業を控え、この時点では俳優で生活していくことを考えていなかったため、劇団ひまわりを退団し、二年近く芸能界から離れているのである。 カムバックしたのは72年、中山仁主演の青春ドラマ「泣くな青春」の不良生徒役だった。「新・高校生ブルース」で共演した関根恵子が
水谷豊の出演映画
70年代青春スターシリーズ、今回は水谷豊である。水谷豊もテレビでの活躍が目立つ役者であり、実際映画の方では目立つ作品は少ないと言える。65年、12歳の時に劇団ひまわりに入団。68年手塚治虫原作の「バンパイヤ」で主役デビューを果たす。実写ドラマではあるが、アニメとの合成作品である。水谷演じるトッペイが
水谷豊の出演映画 70年代青春スターシリーズ、今回は水谷豊である。水谷豊もテレビでの活躍が目立つ役者であり、実際映画の方では目立つ作品は少ないと言える。65年、12歳の時に劇団ひまわりに入団。68年手塚治虫原作の「バンパイヤ」で主役デビューを果たす。実写ドラマではあるが、アニメとの合成作品である。水谷演じるトッペイが
中村雅俊の出演映画 その3
もう1回、中村雅俊である。 80年に公開されたのが「ニッポン警視庁の恥と言われた二人 刑事珍道中」という長いタイトルの映画である。タイトルから主人公が二人のダメ刑事ということは想像と思うが、演じるのは一人は当然、中村雅俊でもう一人は勝野洋である。「俺たちの勲章」や「大空港」で刑事を演じた中
中村雅俊の出演映画 その3 もう1回、中村雅俊である。 80年に公開されたのが「ニッポン警視庁の恥と言われた二人 刑事珍道中」という長いタイトルの映画である。タイトルから主人公が二人のダメ刑事ということは想像と思うが、演じるのは一人は当然、中村雅俊でもう一人は勝野洋である。「俺たちの勲章」や「大空港」で刑事を演じた中
中村雅俊の出演映画 その2
前回に続き中村雅俊である。75年は主演ドラマ「俺たちの旅」が大ヒットしている。それに肖ったのか「俺たちの時」(76年松竹)という映画が公開されている。ただしこれは中村雅俊が主役であるということ以外、「俺たちの旅」とは全く関連性はない。スタッフも出演者も全く違うのである。「俺たちの時」の原作はなんと山
中村雅俊の出演映画 その2 前回に続き中村雅俊である。75年は主演ドラマ「俺たちの旅」が大ヒットしている。それに肖ったのか「俺たちの時」(76年松竹)という映画が公開されている。ただしこれは中村雅俊が主役であるということ以外、「俺たちの旅」とは全く関連性はない。スタッフも出演者も全く違うのである。「俺たちの時」の原作はなんと山
中村雅俊の出演映画
70年代青春スターシリーズ、今回は中村雅俊である。この人もテレビを中心に活躍しているので、出演映画についてはあまり知られていない気がする。中村雅俊と言えば「われら青春!」(74年)であろう。有名な話だが、元々は松田優作に決定していた先生役だが、急遽「太陽にほえろ」へ出演することになったため、松田らが
中村雅俊の出演映画 70年代青春スターシリーズ、今回は中村雅俊である。この人もテレビを中心に活躍しているので、出演映画についてはあまり知られていない気がする。中村雅俊と言えば「われら青春!」(74年)であろう。有名な話だが、元々は松田優作に決定していた先生役だが、急遽「太陽にほえろ」へ出演することになったため、松田らが
石橋正次の出演映画 その2
前回の続きである。石橋正次はテレビの方で忙しくなったせいか、映画では「あしたのジョー」以降に主演となることはなかった。 「望郷」というタイトルの映画はいくつかあるようだが、石橋が出演したのは71年の松竹映画である。本作は森進一のヒット曲「望郷」の映画化、つまり歌謡映画で、松竹や東映に多いイ
石橋正次の出演映画 その2 前回の続きである。石橋正次はテレビの方で忙しくなったせいか、映画では「あしたのジョー」以降に主演となることはなかった。 「望郷」というタイトルの映画はいくつかあるようだが、石橋が出演したのは71年の松竹映画である。本作は森進一のヒット曲「望郷」の映画化、つまり歌謡映画で、松竹や東映に多いイ
石橋正次の出演映画
石橋正次は48年生まれ。本名は字面は同じだが「マサツグ」と読む。小学生の時、児童劇団に入団。親に無理矢理入れさせられたのだという。舞台専門だったのか映画やテレビなどの出演記録はない。そのうち舞台俳優を目指すようになり、高校卒業後に新国劇に入団した。新国劇は日本史の教科書にも出てくるような劇団だが、剣
石橋正次の出演映画 石橋正次は48年生まれ。本名は字面は同じだが「マサツグ」と読む。小学生の時、児童劇団に入団。親に無理矢理入れさせられたのだという。舞台専門だったのか映画やテレビなどの出演記録はない。そのうち舞台俳優を目指すようになり、高校卒業後に新国劇に入団した。新国劇は日本史の教科書にも出てくるような劇団だが、剣
沖雅也の出演映画(日活以降)
日活を離れた後の沖雅也についても少々追ってみたい。「八月の濡れた砂」(71年)の主演を怪我で逃した沖だったが、テレビの方では「さぼてんとマシュマロ」(71~72年)で吉沢京子と共に主演となっている。ちなみに本作では芸名の字面だけでなく顔もよく似ていた仲雅美と兄弟役を演じていた。また「キイハンター」(
沖雅也の出演映画(日活以降) 日活を離れた後の沖雅也についても少々追ってみたい。「八月の濡れた砂」(71年)の主演を怪我で逃した沖だったが、テレビの方では「さぼてんとマシュマロ」(71~72年)で吉沢京子と共に主演となっている。ちなみに本作では芸名の字面だけでなく顔もよく似ていた仲雅美と兄弟役を演じていた。また「キイハンター」(
沖雅也の出演映画(日活時代)その3
今回も沖雅也の日活時代の出演作品を。71年なので、日活が一般映画の製作を休止して、日活ロマンポルノに移行することになる年である。配給も大映と統合し、ダイニチ映配となっている頃だ。 「男の世界」(71年)は、日活と石原プロの製作で石原裕次郎にとって最後の日活出演となった作品である。沖雅也が日
沖雅也の出演映画(日活時代)その3 今回も沖雅也の日活時代の出演作品を。71年なので、日活が一般映画の製作を休止して、日活ロマンポルノに移行することになる年である。配給も大映と統合し、ダイニチ映配となっている頃だ。 「男の世界」(71年)は、日活と石原プロの製作で石原裕次郎にとって最後の日活出演となった作品である。沖雅也が日
沖雅也の出演映画(日活時代)その2
引き続き沖雅也の日活時代の出演作品を追ってみたい。70年に入って、日活でも任侠映画が多くなっていたが、沖は若い組員役など役にはあまり恵まれていなかった。クレジット順も10番手前後であることも多い状況であった。「やくざの横顔」「斬り込み」(70年)は、いずれも主演は渡哲也。前者で沖の役柄は丘みつ子の弟
沖雅也の出演映画(日活時代)その2 引き続き沖雅也の日活時代の出演作品を追ってみたい。70年に入って、日活でも任侠映画が多くなっていたが、沖は若い組員役など役にはあまり恵まれていなかった。クレジット順も10番手前後であることも多い状況であった。「やくざの横顔」「斬り込み」(70年)は、いずれも主演は渡哲也。前者で沖の役柄は丘みつ子の弟