岸田森の出演映画 その4
岸田森の出演映画 その4もう1回だけ、岸田森である。 73年に入るが、岸田が出演している映画でお蔵入りになってしまったのが「夕映えに明日は消えた」である。原作は笹沢佐俣で、主演は中村敦夫という「木枯し紋次郎」のコンビ。紋次郎が放送中の中、制作され勿論内容も紋次郎を意識したものとなっている。タイトルも紋次郎のサブタイにありそ
岸田森の出演映画 その3
岸田森の出演映画 その3引き続き、岸田森である。71年の岸田は、テレビでは「帰ってきたウルトラマン」に出演。主人公・郷秀樹(団次郎)が働いていた自動車修理工場の経営者・坂田健役でレギュラー出演。しかし、その妹役でヒロインでもあった榊原ルミのスケジュール確保が困難にななっため37話にて宇宙人に襲われ共に死亡という形で降板した
岸田森の出演映画 その2
岸田森の出演映画 その2引き続き岸田森である。「狙撃」(68年)は加山雄三主演のアクション映画。加山の役は殺し屋で、同じく殺し屋の森雅之と対決する。当時の加山もそうだが、森雅之の殺し屋というのも意外に思えるキャスティングだ。ヒロイン役は浅丘ルリ子で、67年より他社出演が解禁になっている。この時はもう日活の専属ではなく石原プ
岸田森の出演映画
岸田森の出演映画今回からは岸田森である。我々世代には「怪奇大作戦」「帰ってきたウルトラマン」「ファイヤーマン」といった円谷作品や「傷だらけの天使」などで子供の頃から馴染みのあるバイブレイヤーだったが、亡くなって既に40年が経過している。前述の様にテレビでの活躍が印象に深いが、勿論映画にも数多く出演している。 岸田森
本郷功次郎の出演映画 その4
本郷功次郎の出演映画 その4もう一回だけ本郷功次郎である。前回の続きで、65年で気になった作品を挙げておく。 「大捜査網」(65年)は、解説には1年間の訓練を終え、城南署警ら課かに勤務することになった三人(本郷、藤巻潤、丸井太郎)と赴任してきた講師だった警部(宇津井健)とある。爽やかな警官成長物語というわけでもなく、本郷のミス
本郷功次郎の出演映画 その3
本郷功次郎の出演映画 その3引き続き本郷功次郎だが、今更だが映画スターとして活躍していたので大映時代だけでも約90本の映画に出演しているのだ。細かく取り上げすぎると20回でも終わらないと思うので、(個人的に)気になった作品のみ挙げていく。 「停年退職」(63年)は、停年退職を1カ月後に控えたサラリーマン(船越英二)を描いた物語
本郷功次郎の出演映画 その2
本郷功次郎の出演映画 その2引き続き本郷功次郎である。59年の残りからである。 「貴族の階段」はタイトルからは想像しにくいが、二二六事件を背景としており、森雅之、叶順子、金田一敦子、菅原謙次、友田輝、滝沢修、志村喬などが出演している。本郷は近衛の見習い士官で、金田一の兄、その親友の叶に気があるという役。事件には妹に睡眠薬を飲ま
本郷功次郎の出演映画
本郷功次郎の出演映画 大瀬康一と大映では共演が多かったということで、今回からは本郷功次郎である。 本郷と言えば、近年は「特捜最前線」の橘警部のイメージが強いと思うが、大映では若手スターの一人であった。三船敏郎とか高倉健のように、俳優になるつもりは全くなかった状態から名優になった例は結構あるが、本郷も俳優になる気などなかっ
大瀬康一の出演映画 その3
大瀬康一の出演映画 その3引き続き大瀬康一である。62年の後半だ。 「あした逢う人」は本郷功次郎、橋幸夫主演の青春もので、タイトルは橋幸夫のシングルのタイトルでもある。ヒロイン役に叶順子、三条江梨子。橋と三条は高校三年生の役だが、当時は共に19歳で年相応の役だった。デビューが若いためもう少し年長なイメージがあった。前作の「江
大瀬康一の出演映画 その2
大瀬康一の出演映画 その2続けて大瀬康一である。62年は8本の大映作品に出演したようだ。 「誘拐」は高木彬光原作のサスペンスもの。タイトル通り誘拐事件を描いている。主演は宇津井健で、クレジット順では次が万里昌代で、新東宝からの移籍組が1~2番手だ。以下、川崎敬三、大瀬康一、高松英郎、小沢栄太郎、中田康子と続いている。他に根上