フランス宮廷のバロック音楽!②音楽「めぐり逢う朝(Tous Les Matins Du Monde) 」
フランス宮廷のバロック音楽!②音楽「めぐり逢う朝(Tous Les Matins Du Monde) 」■「めぐり逢う朝(Tous Les Matins Du Monde) 」(1991) 17世紀の音楽家マラン・マレ(ヴィオル)と、その師サント・コロンブの葛藤と愛を描いた人間ドラマ。全篇に二人の代表曲が流れ、また撮影は、当時と同じ光源を使って行われた。91年ルイ・デリュック賞、92年セザール賞主
フランス宮廷のバロック音楽!①舞踏・劇 「王は踊る(Le Roi Danse)」
フランス宮廷のバロック音楽!①舞踏・劇 「王は踊る(Le Roi Danse)」■王は踊る(Le Roi Danse)」(2000) “太陽王”ルイ14世と彼のために3,000曲もの音楽をつくり上げたジャン=バティスト・リュリ(音楽家/舞踏家)の秘められた苦悩と禁断の愛の物語を「カストラート」(1994)のジェラール・コルビ監督が豪華にして耽美そしてサスペンスフルに描いた音
4/19~5/9 ジャック・リヴェット傑作選「パリでかくれんぼ(Haut bas fragile)」等
4/19~5/9 ジャック・リヴェット傑作選「パリでかくれんぼ(Haut bas fragile)」等■はじめに こちらも、連休前から公開される、フランス映画作家を代表するジャック・リヴェットの3つの作品+αの上演が予定されている。中でも、「パリでかくれんぼ(Haut bas fragile)」(1995)は是非見てみたい。他の2つの作品は、昨年7月に他界したジェーン・バーキン等が主演の「地に堕ちた
「アマンダと僕」(2018)から:「エルヴィスは建物を出た(Elvis has left the building)」
「アマンダと僕」(2018)から:「エルヴィスは建物を出た(Elvis has left the building)」■はじめに 横浜フランス映画祭2024の初日に、「愛する時」(2023)のヴァンサン・ラコストが登壇し生の声を聴いたり、最近「緑の香水」(2021)や「幻滅」(2022)等も鑑賞し、”好きな映画”で投稿しているので、その他の作品も見て観ようと思った。しかしながら、彼はまだ30才という若い俳優さんだけ
貴重なフランス映画作品「落下の解剖学」 鑑賞しました!
貴重なフランス映画作品「落下の解剖学」 鑑賞しました!■「落下の解剖学(Anatomie d'une Chute)」(2023) 2024年のアカデミー賞脚本賞を受賞した本作は、既に、多くのシネマニストの方々が投稿されているので、今さら感があるが、1か月近く上映されていたので、見逃す事のない様に本日鑑賞した。 広告の動画が英語だったこともあり、フランス
フランス映画のポスター 大好き!
フランス映画のポスター 大好き!■ヌーヴェル・ヴァーグの俳優達が主役のポスター 昨年11月に、東京日仏学院で、クロード・ルルーシュ監督が来日し「白い恋人達」の特別上映会のイベントが開催されたが、特設のカフェで古いポスター1点「戦後フランス映画ポスターの世界」と「ニキータ」のレーザーディスクを頂いた。 ポスターは、2010年1~
ヌーヴェル・ヴァーグ① 「大人は判ってくれない 」(1959)
ヌーヴェル・ヴァーグ① 「大人は判ってくれない 」(1959)■「大人は判ってくれない(Les Quatre Cents Coups) 」(1959) フランソワ・トリュフォーの長編第一作。ジャン=ピエール・レオ(当時15才)が扮するアントワーヌ・ドワネルはパリの下町に住む13歳の少年。学校ではいたずらばかりして先生に目をつけられている。原題の”(fai
4月19日 ロミー・シュナイダーの初公開作品「ラ・カリファ(La Califfa)」
4月19日 ロミー・シュナイダーの初公開作品「ラ・カリファ(La Califfa)」■作品の概要 アルベルト・ベビラクア監督の1970年製作でイタリア・フランス合作。内容は、かつての仲間だった工場長とストライキの女性リーダーが恋におちてゆく社会派メロドラマ。 今回はエンニオ・モリコーネ特選上映ということで、「死刑台のメロディ」も上演される。https://eiga.com/mov
パトリス・ルコントの「メグレと若い女の死」に登場する、パリのおしゃれな映像パーツも素敵!
パトリス・ルコントの「メグレと若い女の死」に登場する、パリのおしゃれな映像パーツも素敵!いろいろとレンタル可能な作品を中心に観てきているが、今回は、パトリス・ルコント作品から、久々の最新作を取り上げたい。 ■パトリス・ルコント(1947.11~) IDHEC(フランスの高等映画学院)で映画監督になる勉強をしたが、卒業後にバンド・デシネの漫画家またイラストレーターとして漫画雑誌社で
ブニュエル監督「欲望のあいまいな対象」からのファン! クール・ビューティのキャロル・ブーケ
ブニュエル監督「欲望のあいまいな対象」からのファン! クール・ビューティのキャロル・ブーケ●キャロル・ブーケを知るきっかけ フランス映画鑑賞を開始し始めた4年前の割と早い段階で、「欲望のあいまいな対象」を観て、この美しい女優に魅了された。それ以降なるべく日本語作品の鑑賞をしてきたが、代表作の「美しすぎて」は原語版で鑑賞した。★この3月に「デ ジャ ヴュ」(1987)のデジタルマスター版の