季節を先取り・・・秋冬に観たくなる北野作品(DOLLS、キッズリターン)
季節を先取り・・・秋冬に観たくなる北野作品(DOLLS、キッズリターン)Dolls 平成14年(2002年)公開 恋と乞い。切なくそこはかとない感情に揺さぶられる作品。 この作品を観終わった時に、互いの「気持ち」ってわかっているの?と 北野監督から突きつけられた感覚なる。 ストーリーは近松門左衛門作の「冥途の飛脚」(めいどのひきゃく)人形浄瑠璃の演目のひ
坂口祐三郎(坂口徹)の出演映画 その3
坂口祐三郎(坂口徹)の出演映画 その3続けて坂口祐三郎である。 ついに、67年「仮面の忍者赤影」に出会うこととなる。ある日カメラテストが行われ、その1週間後くらいに呼び出され、初めて主役であることを知ったという。実は赤影役には岡崎二朗が有力視されていたが、仮面をつけてもカッコイイという点で坂口が選ばれたようだ。主役に抜擢された坂口であ
昭和30年代半ばのワケあり中年サラリーマンが巻き込まれるサスペンス『黒い画集 あるサラリーマンの証言』
昭和30年代半ばのワケあり中年サラリーマンが巻き込まれるサスペンス『黒い画集 あるサラリーマンの証言』■黒い画集 あるサラリーマンの証言〈作品データ〉松本清張原作の「黒い画集」第2話「証言」を小林桂樹主演、橋本忍脚本、『裸の大将』を手掛けた堀川弘通監督で映画化したサスペンス映画。東京・丸の内にある東和毛織の管財課長の石野貞一郎は妻と子供2人で大森に住んでいたが、その一方で部下の梅谷千恵子を愛人として
2011年からおよそ12年の現代日本の空気感をたっぷりと染み込ませた178分の岩井俊二監督の集大成的作品『キリエのうた』
2011年からおよそ12年の現代日本の空気感をたっぷりと染み込ませた178分の岩井俊二監督の集大成的作品『キリエのうた』※比較的最近レンタルスタートした作品をピックアップ。2024年5月29日レンタルスタート。■キリエのうた(c)2023 Kyrie Film Band《作品データ》『Love Letter』『リリイシュシュのすべて』『リップヴァンウィンクルの花嫁』などで知られる岩井俊二監督の最新作! 元BiSHの歌
昭和のカルト映画として名高いグループ・サウンズ映画『進め!ジャガーズ 敵前上陸』
昭和のカルト映画として名高いグループ・サウンズ映画『進め!ジャガーズ 敵前上陸』『進め!ジャガーズ 敵前上陸』1968年(昭和43年)の映画で、監督は『にっぽん・ぱらだいす』や『スチャラカ社員』を手掛けた前田陽一、脚本には小林信彦( !)が中原弓彦の名義で書いている。 まぁ、GS(グループ・サウンズ)のザ・ジャガーズを主演にしたアイドル映画を中村晃子や尾崎奈々といった綺麗どころ
おぞましい事件をカラーで丹念・丁寧に描いた実録福田村事件『福田村事件』
おぞましい事件をカラーで丹念・丁寧に描いた実録福田村事件『福田村事件』※比較的最近レンタルスタートした作品をピックアップ。2024年04月03日レンタルスタート。■福田村事件(c)「福田村事件」プロジェクト2023《作品データ》『A』シリーズ、『FAKE』など数々の社会派ドキュメンタリー作品を手掛けた森達也監督が初の劇映画に挑み、関東大震災直後の混乱の中で実際に起きた
北野武監督作品「破壊の3部作とは・・」
北野武監督作品「破壊の3部作とは・・」TAKESHIS’ 平成17年(2005年) 公開 「役者:ビートたけしを壊した作品」 ゴダール病にかかった。(本人談)精神的なアート作品の第1作目北野監督が対談の時に話す「振りの子理論」を映画化した作品。夢と現実 もう一人の自分がいたら 長年芸能界の身を置く監督の現実逃避的創造から生み出した
坂口祐三郎(牧口徹)の出演映画 その2
坂口祐三郎(牧口徹)の出演映画 その2今回も坂口祐三郎の牧口徹時代、63年からの続きである。 「柳生武芸帳 片目水月の剣」は近衛十四郎主演の人気シリーズで、本作は6作目にあたる。共演は息子の松方弘樹初め、大木実、桜町弘子など。和崎俊哉が和崎隆太郎名義で出演しており、次作より俊哉に改名している。本作では高倉新八という役だが、第1~2作では
アウトレイジ 北野作品初のシリーズ。
アウトレイジ 北野作品初のシリーズ。第15作品目 アウトレイジ・・・「裏」 2010年公開善人、仁義のない世界観。北村総一朗を会長、三浦友和を若頭、武闘派役の椎名桔平、リアルなインテリ風なやくざの加瀬亮・・・絶妙なキャスティング。同じやくざ映画のソナチネやBROTHERは死に場所探しの破滅型やくざだったがアウトレイジはいかに生き残る
ぬわわわわわわあああ!!
ぬわわわわわわあああ!!池袋の新文芸坐のスケジュールを見たら、なななな、なんと!ボクが大好きな今村昌平監督の、それも大好きな『豚と軍艦』と『にっぽん昆虫記』が連続で上映されるではないですか! ボク、この2本はスクリーンで見てないんですよねー。『復讐するは我にあり』や『神々の深き欲望』はスクリーンで見てるけどね。 あ、マッサ