HANA-BI ベネチア映画祭金獅子賞受賞作品。
HANA-BI ベネチア映画祭金獅子賞受賞作品。北野武監督7作目の作品。「HANA(花)=生」と「HI(火)=死」破滅・・・その先に。 犯人を尾行し、追い詰めた時に起きた「銃撃」により殉職した刑事(芦川誠)の妻(大家由祐子)、見張りを変わったことにより犯人に狙撃され下半身不随になり、家族も失う堀部刑事(大杉漣)への強盗を犯してまでの償い。返済
2024年8月〜10月の期待の11作品!
2024年8月〜10月の期待の11作品!どうも、じょ〜い小川です。 さて今回は8月から10月までの期待値が高い公開予定映画11本をピックアップし、ご紹介していきます。『#スージー・サーチ』( 8月9日公開)(C)2022 Susie Production Inc All Rights Reserved. まずは8月9日から公開のSNSでバ
坂口祐三郎(牧口徹)の出演映画
坂口祐三郎(牧口徹)の出演映画今回からは「仮面の忍者赤影」で知られる坂口祐三郎である。坂口は41年福岡生まれで本名は中村徹という。ちなみに仲村トオルの本名は中村亨だ。父親の顔は知らず、母には4歳で捨てられ、祖父方で育ったという。高校二年の時、第7期東映ニューフェイスに応募。と言っても本人が応募したわけではない。校内に彼のファンク
速報短評『かくしごと』
速報短評『かくしごと』ある意味ラストが全てな作品なんだけど、うーん……。認知症の親、記憶喪失の少年、児童虐待など色々詰め込んでいるけど、後半に動きがあるまでどうにも「これでいいのか?」と絶えず疑問に思いながら見ていた。少年との出会いのシーンが悪すぎる。まぁ、原作がそうなのだからやむを得ないが、もう少し脚本にまとまりが欲し
ムロツヨシが大暴れのシン忠臣蔵!『身代わり忠臣蔵』
ムロツヨシが大暴れのシン忠臣蔵!『身代わり忠臣蔵』■身代わり忠臣蔵(c)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会〈作品データ〉「超高速!参勤交代」シリーズの原作などで知られる土橋章宏の時代小説「身代わり忠臣蔵」をムロツヨシ主演で映画化した時代劇コメディ映画。吉良上野介の弟・孝証は家を追い出された僧侶だが乞食同然の生活の日々。ある日、孝証は吉良家家臣に呼
わりと良かった(『ディア・ファミリー』見て直ぐ感想・短評)
わりと良かった(『ディア・ファミリー』見て直ぐ感想・短評)遅まきだけど大泉洋主演の『ディア・ファミリー』を見た。 悲壮感とか闘病苦は最小限に、大泉洋が演じる町工場の社長と家族の奮闘記と見ると泣ける作品。 序盤のアフリカ出張の根性エピソードが人工心臓開発への奔走と、それとは違ったが人命を救うのに役立つアイテム開発に根付いていて、また町工場の社長である主人公を
あの夏、いちばん静かな海。Silent Loveに心をもっていかれる。。。
あの夏、いちばん静かな海。Silent Loveに心をもっていかれる。。。北野武監督第3作目。過去作はバイオレンスがテーマだったが一転して、青春、恋愛のヒューマンドラマ。 耳が聞こえない2人の恋愛模様をサーフィンを通し、やさしいタッチの俯瞰で撮る。静かに時が流れるストーリーと映像は「キタノブルー」と言われる青みがかった色彩の原型である。音楽は宮崎駿監督作品の音楽担当であ
和製『ミスティック・リバー』と韓国ノワールを程よくブレンドしたサスペンス『罪と悪』
和製『ミスティック・リバー』と韓国ノワールを程よくブレンドしたサスペンス『罪と悪』■罪と悪(c)2023「罪と悪」製作委員会〈作品データ〉『アンダードッグ』(前後編)や『無頼』、『笑いのカイブツ』で助監督を務めた齊藤勇起監督のオリジナル脚本による小さな田舎町を舞台にしたサスペンス映画。晃と春と朔は同じ中学でサッカーをする少年だったが、ある日仲間の少年が川で遺体となって発見され、晃
サッカーのパス回しのような会話の応酬が見られる令和の恋愛群像劇『違う惑星の変な恋人』
サッカーのパス回しのような会話の応酬が見られる令和の恋愛群像劇『違う惑星の変な恋人』〈『違う惑星の変な恋人』レビュー〉新宿武蔵野館で同作品の予告編を見た時は、新進気鋭の監督による群像ラブコメかな、と心に留めて見てみた木村聡志監督・脚本・編集作品『違う惑星の変な恋人』。オープニングシーンから美術、ファッション、色彩感覚、さらには会話や各キャストの表情・間合いがずば抜けていい映画で、
菊次郎の夏 「北の国からと間違えた」?
菊次郎の夏 「北の国からと間違えた」?菊次郎の夏・・・「母」 1999年6月5日公開 先日、グレート義太夫さんをゲストにお迎えするにあたり「菊次郎の夏」予習復習を兼ねて、DISCASにて借りました! 作品について夏を感じる時期に観たくなる作品。 前作のHANA-BIは妻とのロードムービーだったが、今作は「母を訪ねて三千里」をモチー