ミュートした投稿です。
12月のおススメ作品!PERFECT DAYS(パーフェクト・デイズ)
PERFECT DAYS (2023年12月22日公開) 映画館の予告編でこの作品を知った。「こんなふうに生きていけたなら」のコピーに心奪われ、観たくなる症候群に駆られた。(c)2023 MASTER MIND Ltd.ストーリー東京・渋谷でトイレ清掃員として働く平山(役所広司)は、静かに
12月のおススメ作品!PERFECT DAYS(パーフェクト・デイズ) PERFECT DAYS (2023年12月22日公開) 映画館の予告編でこの作品を知った。「こんなふうに生きていけたなら」のコピーに心奪われ、観たくなる症候群に駆られた。(c)2023 MASTER MIND Ltd.ストーリー東京・渋谷でトイレ清掃員として働く平山(役所広司)は、静かに
DISCAS DVD・CD年間レンタルランキング2023
藤岡弘の出演映画
今回からは、藤岡弘である。正確には「藤岡弘、」だが文章にすると変な場所に句点がついているようにしか見えないので省略する。 藤岡弘と言えば、やはり自分の世代では仮面ライダー1号・本郷猛の人だったりする。そのせいか本作がデビュー作と思っている人もいるかもしれないが、デビューは65年であり、ライ
藤岡弘の出演映画 今回からは、藤岡弘である。正確には「藤岡弘、」だが文章にすると変な場所に句点がついているようにしか見えないので省略する。 藤岡弘と言えば、やはり自分の世代では仮面ライダー1号・本郷猛の人だったりする。そのせいか本作がデビュー作と思っている人もいるかもしれないが、デビューは65年であり、ライ
「SFってなに?」に恋をして
こんにちは。コミコンに行って、映画の熱さに当てられ、軽い熱中症気味のKです。今回、ご紹介したい映画は『サマータイムマシン・ブルース』!(c) 2005 ROBOT 東芝エンタテインメント 博報堂DYメディアパートナーズ IMAGICA〜あらすじ〜夏休み中のとある大学。“SF研究会”の5人の男子学生は
「SFってなに?」に恋をして こんにちは。コミコンに行って、映画の熱さに当てられ、軽い熱中症気味のKです。今回、ご紹介したい映画は『サマータイムマシン・ブルース』!(c) 2005 ROBOT 東芝エンタテインメント 博報堂DYメディアパートナーズ IMAGICA〜あらすじ〜夏休み中のとある大学。“SF研究会”の5人の男子学生は
民衆と権力の対決(ひとさじのスープのために)
戦艦ポチョムキン(1925年・ソビエト連邦、モノクロ、74分)*サイレント映画 映画史上不滅の金字塔であり、偉大なる映画芸術の先駆的作品として、永遠に輝き続けることは疑いの余地がない。この映画は1905年に起きた「ポチョムキン号事件」と呼ばれる、水兵たちの反乱と抑圧を題材にしており、全編に
民衆と権力の対決(ひとさじのスープのために) 戦艦ポチョムキン(1925年・ソビエト連邦、モノクロ、74分)*サイレント映画 映画史上不滅の金字塔であり、偉大なる映画芸術の先駆的作品として、永遠に輝き続けることは疑いの余地がない。この映画は1905年に起きた「ポチョムキン号事件」と呼ばれる、水兵たちの反乱と抑圧を題材にしており、全編に
2023年に観た映画(43) 「隣人X 疑惑の彼女」
(c)2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 (c)パリュスあや子/講談社「おと・な・り」を観て以来、新作チェックを怠らない監督さんの1人、熊澤尚人監督の最新作。ドッペルゲンガー現象・・・世の中には自分ソックリな人が3人はいるとよく言いますが、ただ似ているだけならともかく、私がもう一人存在す
2023年に観た映画(43) 「隣人X 疑惑の彼女」 (c)2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 (c)パリュスあや子/講談社「おと・な・り」を観て以来、新作チェックを怠らない監督さんの1人、熊澤尚人監督の最新作。ドッペルゲンガー現象・・・世の中には自分ソックリな人が3人はいるとよく言いますが、ただ似ているだけならともかく、私がもう一人存在す
おずおずと小津を語る その4
小津安二郎は1903年東京生まれ、10歳で父親の故郷三重県松阪に転居。大学受験に失敗した後、小学校の代用教員をしていた。同市には小津安二郎松阪記念館があります。( ちなみに市川崑は近くの宇治山田出身 )19歳叔父のコネで松竹蒲田撮影所に撮影部助手として入社。映画青年でしたが、もっぱら外国映画ファンで
おずおずと小津を語る その4 小津安二郎は1903年東京生まれ、10歳で父親の故郷三重県松阪に転居。大学受験に失敗した後、小学校の代用教員をしていた。同市には小津安二郎松阪記念館があります。( ちなみに市川崑は近くの宇治山田出身 )19歳叔父のコネで松竹蒲田撮影所に撮影部助手として入社。映画青年でしたが、もっぱら外国映画ファンで
おずおずと小津を語る その3
日本映画が最初に国際的に知られるようになったのは1950年黒澤明『 羅生門 』。溝口健二、成瀬巳喜男、市川崑、大島渚あるいはゴジラなどがそれに続きました。 生前小津が海外で評価されたのは『 東京物語 』が1958年ロンドン映画蔡で受けたサザーランド賞のみ。 独創的で創造性に富んだ監督に贈ら
おずおずと小津を語る その3 日本映画が最初に国際的に知られるようになったのは1950年黒澤明『 羅生門 』。溝口健二、成瀬巳喜男、市川崑、大島渚あるいはゴジラなどがそれに続きました。 生前小津が海外で評価されたのは『 東京物語 』が1958年ロンドン映画蔡で受けたサザーランド賞のみ。 独創的で創造性に富んだ監督に贈ら
おずおずと小津を語る その2
小津安二郎は『 晩春 』以降、脚本家・野田高梧とのコンビでいわゆる小津調と呼ばれるスタイルを確立。芸術性が高いが、決して理屈っぽい難解な映画ではない。 ただリテラシーを考えないと、ドラマの見どころがつかみにくいのはたしかでしょう。 黒澤明と小津安二郎と作風が対照的なの
おずおずと小津を語る その2 小津安二郎は『 晩春 』以降、脚本家・野田高梧とのコンビでいわゆる小津調と呼ばれるスタイルを確立。芸術性が高いが、決して理屈っぽい難解な映画ではない。 ただリテラシーを考えないと、ドラマの見どころがつかみにくいのはたしかでしょう。 黒澤明と小津安二郎と作風が対照的なの
おずおずと小津を語る その1
2023年12月12日は小津安二郎の生誕120年没後60年にあたります。 誕生日に亡くなったというのも珍しいが( ちなみにトリビアを書くとイングリッドバーグマンもそう )、12月12日というゾロ目、100年前映画界に入った大正12年の12月12日に20歳を迎え、60歳の還暦に亡くなるとい
おずおずと小津を語る その1 2023年12月12日は小津安二郎の生誕120年没後60年にあたります。 誕生日に亡くなったというのも珍しいが( ちなみにトリビアを書くとイングリッドバーグマンもそう )、12月12日というゾロ目、100年前映画界に入った大正12年の12月12日に20歳を迎え、60歳の還暦に亡くなるとい