ムロツヨシが大暴れのシン忠臣蔵!『身代わり忠臣蔵』
ムロツヨシが大暴れのシン忠臣蔵!『身代わり忠臣蔵』■身代わり忠臣蔵(c)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会〈作品データ〉「超高速!参勤交代」シリーズの原作などで知られる土橋章宏の時代小説「身代わり忠臣蔵」をムロツヨシ主演で映画化した時代劇コメディ映画。吉良上野介の弟・孝証は家を追い出された僧侶だが乞食同然の生活の日々。ある日、孝証は吉良家家臣に呼
わりと良かった(『ディア・ファミリー』見て直ぐ感想・短評)
わりと良かった(『ディア・ファミリー』見て直ぐ感想・短評)遅まきだけど大泉洋主演の『ディア・ファミリー』を見た。 悲壮感とか闘病苦は最小限に、大泉洋が演じる町工場の社長と家族の奮闘記と見ると泣ける作品。 序盤のアフリカ出張の根性エピソードが人工心臓開発への奔走と、それとは違ったが人命を救うのに役立つアイテム開発に根付いていて、また町工場の社長である主人公を
和製『ミスティック・リバー』と韓国ノワールを程よくブレンドしたサスペンス『罪と悪』
和製『ミスティック・リバー』と韓国ノワールを程よくブレンドしたサスペンス『罪と悪』■罪と悪(c)2023「罪と悪」製作委員会〈作品データ〉『アンダードッグ』(前後編)や『無頼』、『笑いのカイブツ』で助監督を務めた齊藤勇起監督のオリジナル脚本による小さな田舎町を舞台にしたサスペンス映画。晃と春と朔は同じ中学でサッカーをする少年だったが、ある日仲間の少年が川で遺体となって発見され、晃
サッカーのパス回しのような会話の応酬が見られる令和の恋愛群像劇『違う惑星の変な恋人』
サッカーのパス回しのような会話の応酬が見られる令和の恋愛群像劇『違う惑星の変な恋人』〈『違う惑星の変な恋人』レビュー〉新宿武蔵野館で同作品の予告編を見た時は、新進気鋭の監督による群像ラブコメかな、と心に留めて見てみた木村聡志監督・脚本・編集作品『違う惑星の変な恋人』。オープニングシーンから美術、ファッション、色彩感覚、さらには会話や各キャストの表情・間合いがずば抜けていい映画で、
明治・大正・昭和の伝説の怪豪・怪人が一堂に集結『ゴールデンカムイ』
明治・大正・昭和の伝説の怪豪・怪人が一堂に集結『ゴールデンカムイ』〈作品データ〉「週刊ヤングジャンプ」に2014年38号から2022年22・23合併号まで連載され、アニメも第4期まで放映された野田サトル原作漫画「ゴールデンカムイ」を山崎賢人主演で実写化したアドベンチャー&アクション映画!日露戦争の帰還兵の杉元佐一は一攫千金を夢見て北海道で砂金採りをしていた所、酔っ
見どころはX JAPANの「紅」へのこだわり『カラオケ行こ!』
見どころはX JAPANの「紅」へのこだわり『カラオケ行こ!』〈作品データ〉2019年8月25日に行われたオリジナル同人誌即売会「COMITIA129」で頒布された同人作品が元で、KADOKAWAから単行本化され、コラボカフェまで展開した「カラオケ行こ!」を山下敦弘監督によって映画化したヤクザと中学生が織りなすコメディ映画。森丘中学校の3年生で合唱部部長の岡聡
オールナイトニッポンの伝説のハガキ職人の痛く不器用な青春期『笑いのカイブツ』
オールナイトニッポンの伝説のハガキ職人の痛く不器用な青春期『笑いのカイブツ』〈作品データ〉2005年からNHK総合テレビで放映されていた「着信御礼! ケータイ大喜利」でレジェンドの称号を得たり、ラジオ番組「オードリーのオールナイトニッポン」の常連投稿者として活躍した「伝説のハガキ職人」と呼ばれた劇作家、放送作家のツチヤタカユキ氏の自叙伝「笑いのカイブツ」を岡山天音主演で映
速報短評『朽ちないサクラ』
速報短評『朽ちないサクラ』柚月裕子原作小説を杉咲花を主演にして映画化したサスペンス。 まぁ、柚月裕子原作とあって展開は良かったが、キャスト・キャスティング、照明、ファッション、美術など、どこを切っても平凡。後半の某集団の描写もニチアサの特撮の香りがうっすら。タイトルの意味が絡む部分はそこそこ。柚月裕子原作というので気になる人
河合優実の感情のアップダウンが激しい令和ニッポンの絶望少女劇『あんのこと』
河合優実の感情のアップダウンが激しい令和ニッポンの絶望少女劇『あんのこと』〈作品データ〉『SR サイタマノラッパー』シリーズや『ビジランテ』、『ギャングース』を手掛けた入江悠監督最新作は新聞の三面記事に掲載されていたある少女の壮絶な生い立ちを元にした社会派ヒューマンドラマ。主人公の少女・香川杏は覚醒剤に溺れながら売春で生計を立てて生活していたが、ある日、覚醒剤で警察に捕ま
もはや国民的幽霊、貞子
もはや国民的幽霊、貞子皆さんこんにちは「ポップコーン片手に🍿」 かこです。 日本ではまだ梅雨入りしていない所もありますが、これから来るジメっとしたこの季節に、余計に湿度が上がるホラーを今回は紹介したいと思います。 来〜る…きっと来る〜♬ここだけは誰でも歌えるのではないでしょうか。貞子です。 リング(1998年公開)all