懐かしき1930年代の映画「日本編」
懐かしき1930年代の映画「日本編」今まで、1940年代、1950年代、1960年代、1970年代と、懐かしの名作を「アメリカ編」「ヨーロッパ編」「日本編」に分けて振り返ってきました。今回は更に遡り、1930年代の「日本映画」を懐古してみたいと思います。 アメリカでは「西部戦線異状なし」(30年)、「キング・コング」(33年)、モダン
フッ飛び豪快映画の決定版
フッ飛び豪快映画の決定版激突! (1971年・アメリカ、カラー、89分) 監督:スティーヴン・スピルバーグ 日常に潜む悪夢のような恐怖、そしてラストの大迫力は尋常ではない。まさに現在の「煽り運転」を想起させるが、乗用車が40トン・タンクローリーに挑まれたらひとたまりもない。当時、無
夏に観たい「1964 東京オリンピック」
夏に観たい「1964 東京オリンピック」第33回「パリ オリンピック」は7月26日開幕、あと1カ月です。前回の「東京オリンピック」は2021年7月23日開幕でした。 共に真夏の暑い時期の開催ですが、今回は敢えて、秋に開催された1964年の「東京オリンピック」を振り返りながら、日本選手のパリでの活躍を期待したいと思います。 <以下、TS
「エクソシスト」 これぞ身の毛もよだつホラー映画!
「エクソシスト」 これぞ身の毛もよだつホラー映画!「エクソシスト」(1973年・アメリカ、カラー、132分) 監督:ウィリアム・フリードキン 暑い時に観るべき恐怖映画として、多くの作品を挙げている人もいますが、私はこれ1本で。 悪魔に取り憑かれた少女の口から出る罵声の数々、首が360度回ったり、十字架
やっぱりまた観たくなる「荒野の七人」
やっぱりまた観たくなる「荒野の七人」「荒野の七人」 (1960年・アメリカ) 監督・製作:ジョン・スタージェス 私の中で西部劇の最高傑作! 何度観ても「七人」のカッコ良さに痺れてしまう。黒澤明監督の「七人の侍」(54年)のリメイク...この言葉が常に付いてまわるのが、やや鬱陶しい気持ちもあるが、西部劇の流れを大きく変えた永遠の名作と
イーストウッドの「ダーティ ハリー」全5作品
イーストウッドの「ダーティ ハリー」全5作品法の盲点をついて巧みに逃げ延びる凶悪犯を、問答無用に撃ち殺してしまうアンチ・ヒーローがスクリーンに登場した。演じるのは勿論クリント・イーストウッド(1930.05.31 サンフランシスコ生まれ)で、彼の代名詞ともなったシリーズで、全5作品が製作された。 「ダーティ ハリー」(1971年) :
「警察署長ジェッシイ・ストーン」シリーズ 根強いファンがいる理由
「警察署長ジェッシイ・ストーン」シリーズ 根強いファンがいる理由人気ハードボイルド作家、ロバート・B・パーカーの原作小説を映画化。 主演のトム・セレック(1945.01.29 ~ / 米・ミシガン州,デトロイト生まれ)の人間的魅力が浮き彫りにされていて、全体的にスローなテンポで展開する流れに観入ってしまう。 「警察署長ジェッシイ・ストーン 影に潜む」(200
懐かしき1930年代の映画「ヨーロッパ編」
懐かしき1930年代の映画「ヨーロッパ編」今まで、1940年代、1950年代、1960年代、1970年代と、懐かしの名作を「アメリカ編」「ヨーロッパ編」「日本編」に分けて振り返ってきました。今回は更に遡り、1930年代の「ヨーロッパ映画」を懐古してみたいと思います。 「バルカン超特急」(1938年・イギリス) : アルフレッド・ヒッチコ
懐かしき1930年代の映画「アメリカ編」
懐かしき1930年代の映画「アメリカ編」今まで、1940年代、1950年代、1960年代、1970年代と、懐かしの名作を「アメリカ編」「ヨーロッパ編」「日本編」に分けて振り返ってきました。今回は更に遡り、1930年代のアメリカ映画を懐古してみたいと思います。 「風と共に去りぬ」(1939年) : ヴィクター・フレミング監督(*注釈あり)
懐かしき1940年代の映画「日本編」
懐かしき1940年代の映画「日本編」1950年代、1960年代、1970年代と、懐かしの名作を「アメリカ編」「ヨーロッパ編」「日本編」に分けて振り返っている。前回の1940年代「ヨーロッパ編」に続き、今回は1940年代の日本映画を懐古したい。当時の作品をリアルタイムで観ていたわけではないが、深い感動に浸れる名画が多い。 一番美しく