沖雅也の出演映画(日活時代)その2
沖雅也の出演映画(日活時代)その2引き続き沖雅也の日活時代の出演作品を追ってみたい。70年に入って、日活でも任侠映画が多くなっていたが、沖は若い組員役など役にはあまり恵まれていなかった。クレジット順も10番手前後であることも多い状況であった。「やくざの横顔」「斬り込み」(70年)は、いずれも主演は渡哲也。前者で沖の役柄は丘みつ子の弟
「アウトレイジ」 破滅からの脱却。
「アウトレイジ」 破滅からの脱却。アウトレイジ 平成22年(2010年)ストーリー『アキレスと亀』の北野武監督がヤクザ社会を舞台に豪華キャストの共演で描くバイオレンス・エンタテインメント。ヤクザ社会での生き残りを賭けた組同士のドンパチ、裏で渦巻く悲喜こもごもの権力争いの行方を過激な暴力描写によって紡ぎ出す。 (TSUTAYA DI
沖雅也の出演映画(日活時代)
沖雅也の出演映画(日活時代)唐突だが沖雅也である。沖雅也は52年大分生まれで、本名というか出生名を楠城児(後に日景城児)といい、逆に芸名っぽい。元々は裕福だったが、父の事業失敗や両親の離婚などもあり、中学卒業前に家出して上京。年齢を偽り住み込み等で働き、68年スナックでバーテンダーをしていた時にオスカープロにスカウトされる。日
看護師が語る、【ヒキタさん!ご懐妊ですよ】の魅力
看護師が語る、【ヒキタさん!ご懐妊ですよ】の魅力みなさん、命がこの世に誕生する瞬間を見たことはありますか? おしずは、看護師になってから命が誕生する瞬間を1回も見たことがありません。 むしろ亡くなる瞬間を見る方が圧倒的に多い! しかし、まだ看護師の卵の頃、実習で助産院に行った時のこと…。 後にも先にも出産に立ちあわせていただいたのはその一度だけ
コント55号の映画(松竹版)その2
コント55号の映画(松竹版)その2 前回の続きである。松竹6作目が「コント55号とミーコの絶体絶命」(70年)。ミーコとは由美かおるのこと。水前寺清子のチータ程には浸透してないような気がする。他の出演者は大地喜和子、倍賞美津子、財津一郎、田中邦衛、小松政夫、和田アキ子など。作詞家のなかにし礼やプロボクサーの西城正三なども顔を見せてい
アキレスと亀 「芸術という名の魔物」
アキレスと亀 「芸術という名の魔物」アキレスと亀 平成20年 (2008)公開 北野アート3部作の最終章「 映画自体を破壊した作品」 青が印象的。ストーリー北野武が監督・脚本・編集を務めた劇場最新作。幼い頃に両親を亡くした孤独な画家・真知寿は、唯一の理解者である幸子と結ばれ夫婦となる。愛と希望に満たされ、さまざまなアートに挑戦す
コント55号の映画(松竹版)
コント55号の映画(松竹版)レンタルはコチラコント55号は、東宝と並行して松竹でも映画が撮られている。その1作目が68年末に公開された「コント55号と水前寺清子の神様の恋人」である。何故、水前寺清子とセットなのかというと当時「チータ55号」という55号と水前寺(チータ)によるバラエティが放送されていたからだろうか。ちなみに、こ
2023年に観た映画(32) 「リボルバー・リリー」
2023年に観た映画(32) 「リボルバー・リリー」(c)2023「リボルバー・リリー」フィルムパートナーズ№32日付:2023/8/20タイトル:リボルバー・リリー監督・共同脚本:行定勲劇場名:シネプレックス平塚 screen7パンフレット:あり(¥1,100)評価:5.5今の日本で見応えあるアクションをこなせるトップ女優さんといえば、一番最初に名
コント55号の映画(東宝版)
コント55号の映画(東宝版)60~70年代にかけて、ドリフのライバルと言われていたのがコント55号であった。66年に浅草フランス座で出会った萩本欽一と坂上二郎が、松竹演芸場でコンビを組んでコントを披露したところ、評判となり、その時の支配人から「コント55号」と名付けられた。当時、王貞治が記録した年間本塁打記録55号に肖ったもの
雪山、それは脅威・・・!
雪山、それは脅威・・・!最近、ずっと観てみたかった『八甲田山』をようやく観れて・・・そしたら、ちょっと衝撃が過ぎて。 1977年の映画で、その頃はCG技術なんかないもんだから、「これ、どうやって撮影してるんだ?」と思ったら、「いや、その映ってる通りに撮ったんだ」・・・と。恐ろしい。話の内容も当時の日本の軍部の“パワハラ”と