速報短評『バッドボーイズ RIDE OR DIE』
速報短評『バッドボーイズ RIDE OR DIE』ユナイテッドシネマ新座にてウィル・スミス主演作品『バッドボーイズ RIDE OR DIE』を見てきた。 そりゃ、アラサーだった1作目の頃と比べればオッサンらしいネタも増えるけど、ウィル・スミスのあの事件からの見事な復活作で、前作に出て来た息子アルマンドとの絡みや殉職したハワード警部やその娘ジェイディ
手作り感ムンムンのみんなのパイプライン爆発大作戦『HOW TO BLOW UP』
手作り感ムンムンのみんなのパイプライン爆発大作戦『HOW TO BLOW UP』〈作品データ〉気候変動学者アンドレアス・マルムの著書「パイプライン爆破法 燃える地球でいかに闘うか」を基にした群像クライム・サスペンス!母親を亡くしたソチ、あることが原因で重病を患うテオ、石油会社に恨みを持つマイケルなど若者たちが集結し、石油会社に対してある作戦を企てる。中心人物のソチ役をアリエラ・
イーサン・コーエン監督の「ひとりでできるもん!」『ドライブアウェイ・ドールズ』
イーサン・コーエン監督の「ひとりでできるもん!」『ドライブアウェイ・ドールズ』〈作品データ〉『ファーゴ』や『ノー・カントリー』を手掛けたイーサン・コーエン初の単独監督作品は女性2人がとんでもないことに巻き込まれるコメディ&ロード・ムービー!フィラデルフィアに住むジェイミーはマリアンがフロリダに住む祖母の家に行くのに便乗し、車の配送を兼ねた旅行をすることに。ところが、2人が手配
『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』
『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』アレクサンダー・ペイン監督作品✕主演ポール・ジアマッティらしく、またポールとアンガス、メアリーといったメインキャラそれぞれの人物造形が深く、かつての名作 サイドウェイ』からさらに渋味を増した円熟のヒューマンドラマだったね。 それと全体的に杓子定規な態度と融通による立ち回りがつきまとう辺りは映画内
熊が好きな物は…
熊が好きな物は…もうすぐ5月も終わり、梅雨入りの季節。まだまだスッキリしない日々が続くかもしれませんね。今回はそんなスッキリしない日々を吹き飛ばすような映画を紹介したいと思います。わたしには珍しくコメディホラーです。 『コカイン・ベア』(c)2022 UNIVERSAL STUDIOS監督/エリザベス・バンクス主演
映画『オッペンハイマー』私が知らない真実があった
映画『オッペンハイマー』私が知らない真実があったみなさんこんにちは『ポップコーン片手に🍿』 かこです。今回のコラムはこちら『オッペンハイマー』ではさっそく行ってみましょう!(c)Universal Pictures. All Rights Reserved.監督/クリストファー・ノーラン 主演/キリアン・マーフィ(J・ロバート・オッペンハイマー)
風刺が効いたコメディ映画
風刺が効いたコメディ映画皆さんこんにちはポップコーン片手に🍿かこです今回わたしがレビューする作品はこちら 『アメリカン・フィクション』 第96回アカデミー賞で作品賞と主演男優賞、助演男優賞、脚色賞、作曲賞の5部門にノミネートされ、日本では2月27日よりAmazon Prime Videoにて独占配信がスタートしました! 貧
懐かしき1940年代の映画「アメリカ編」
懐かしき1940年代の映画「アメリカ編」前回まで、1950年代、1960年代、1970年の名作を「アメリカ編」、「ヨーロッパ編」、「日本編」に分けて振り返ってきた。今回は1940年代の、懐かしいアメリカ映画の名作を振り返ってみたい。 独裁者(1940年) : チャールズ・チャップリン監督 ナチスがポーランドを侵攻した1939年に製作
懐かしき1950年代の映画「アメリカ編」
懐かしき1950年代の映画「アメリカ編」1960年代、1970年代と振り返ってきて、今回は1950年代の名作を懐古してみたい。当時の作品をリアルタイムで観ていたわけではないが、深い感動に浸れる名画が多い。 「ローマの休日」(1953年、ウィリアム・ワイラー監督)オードリー・ヘプバーンの銀幕妖精伝説となった記念すべき作品で、自由を夢見てロー