美貌で往年のフランス俳優 ジャン=ユーグ・アングラードの魅力!
美貌で往年のフランス俳優 ジャン=ユーグ・アングラードの魅力!ジャン=ユーグ・アングラード(Jean-Hugues Anglade)(1955年7月~) とは? 10代の頃から音楽に目覚め、バンドを組んでプロ・デビューを目指していたが、75年からパリのコンセルヴァトワールで演劇を学び、78年にプロ・デビュー。映画へは82年に初出演して、翌年の「傷ついた男」で
4/21(日) ♪シネマ・フランセ Vol.4[隔月開催]ご案内します!
4/21(日) ♪シネマ・フランセ Vol.4[隔月開催]ご案内します!2月に続き、フランス映画と音楽についての講座イベント(4回目)を行いますので、是非、ご興味のある方はご参加下さい。Stellaこと伊藤が企画・実施しています。★ 概要は以下です。 日時: 2024年4月21日(日) 14:00~16:00(入場13:45~) 会場: 渋谷スペ
「潮騒」 から “Une amoureuse est une criminelle(恋人は犯罪者の様なものだ)”
「潮騒」 から “Une amoureuse est une criminelle(恋人は犯罪者の様なものだ)”「潮騒(Le hazard et la violence)」(1974 ) フィリップ・ラブロ監督、イヴ・モンタン、キャサリン・ロス 、 カトリーヌ・アレグレ(イヴ・モンタンの義娘)が出演する社会派サスペンス作品。 中年の心理学者と美しい女医の激しい恋と、彼らに迫る不条理な暴力を描いている。執筆のた
フランス映画鑑賞の参考インデックス!「教養としてのフランス映画220選」
フランス映画鑑賞の参考インデックス!「教養としてのフランス映画220選」「教養としてのフランス映画220選」(2022年2月) 中条省平先生の「教養としてのフランス映画220選」は昨年の新刊本で、お蔭様で、1年間、鑑賞プランの重要なサポーターになった。 2010年には、「決定版!フランス映画200選」 という書籍も出版されているが、大きな違いは、以下↓ ・200選
オスカー、脚本賞はこれだ!
オスカー、脚本賞はこれだ!真実は人の数だけある。第76回カンヌ国際映画祭最高賞・パルムドール受賞第81回ゴールデン・グローブ賞脚本賞/非英語作品賞、2冠監督:ジュスティーヌ・トリエ製作国:フランス上映時間:152分ミステリという勿れさぁ、この作品に答えを求めてはいけません!楽しむ所はただ一つ。真実は人の数だけある、という事。
ネタバレ『落下の解剖学』から見る真実とは
ネタバレ『落下の解剖学』から見る真実とは第76回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドール第81回ゴールデン・グローブ賞では脚本賞と非英語作品賞の2部門を受賞し、第96回アカデミー賞では作品賞を含む5部門でノミネートされている『落下の解剖学』今回のコラムは、劇中で描かれるそれぞれの真実について考えたいと思います。題して『落下の解剖学』から見る真
「エッフェル塔~創造者の愛~(Eiffel) 」(2021)
「エッフェル塔~創造者の愛~(Eiffel) 」(2021)はじめに カルチャースクールの「フランス映画と音楽のサロン」の新規講座(*注1)を担当することになり、新旧の作品ということで、「エッフェル塔~創造者の愛~(Eiffel) 」(2021)と「愛と哀しみのボレロ(Les uns et les autres」(1981) を取り上げて、初回の1月に音
昨年の音楽映画 「ふたりのマエストロ/Maestro(s)」
昨年の音楽映画 「ふたりのマエストロ/Maestro(s)」昨年の音楽映画「ふたりのマエストロ/Maestro(s)」 2011年のカンヌ国際映画祭で脚本賞に輝いたイスラエル映画「フットノート」をリメイクしたヒューマン・ドラマ。同じ指揮者の道を歩み、それぞれに葛藤を抱える父子を主人公に、あるトラブルをきっかけに、互いに本音で向き合うことになる愛憎の行方を
邦画からフランス映画の見どころを知る: 「クロエ」から「ムード・インディゴ うたかたの日々」を!
邦画からフランス映画の見どころを知る: 「クロエ」から「ムード・インディゴ うたかたの日々」を![古い邦画「クロエ」](2001) ボリス・ヴィアンの恋愛小説『うたかたの日々(L'Écume des jours)』(1947)を基に、肺にできた睡蓮の蕾によって命を奪われようとしている美少女とそれを懸命にくい止めようとする青年の姿をファンタジックに描く。 プラネタリウムに勤める高太郎はある日
最近のフランスの文芸作品「幻滅」からの人間観察・・・
最近のフランスの文芸作品「幻滅」からの人間観察・・・[幻滅(Illusions Perdues)](2021) フランスの文豪バルザックの「幻滅」を「偉大なるマルグリット」のグザヴィエ・ジャノリ監督が映画化し、セザール賞で作品賞等を獲得した人間ドラマ。19世紀前半のパリを舞台に、田舎から出てきた純朴な青年が、新米記者として足を踏み入れたジャーナリ