2023年(令和5年)すたみなが選ぶ!ベスト3映画「邦画編」
2023年(令和5年)すたみなが選ぶ!ベスト3映画「邦画編」もういくつ寝ると🎍お正月~♪ということで~2023年もあと10日。そこで2023年に劇場で公開された邦画679本(12月16日現在)の中からすたみな目線の「ベスト3本」をお伝えします! アナログ 10月6日公開。 (c)2023「アナログ」FP (c)2023 T.N GON Co.,Ltd.2回劇
映画「首」本能寺の変の解釈「80」ある中から。
映画「首」本能寺の変の解釈「80」ある中から。首の御代わり 先日、2回目の「首」鑑賞をしてきました。それも※臨場感体感上映。映像と音響がとてもよく、色彩が綺麗な北野作品には理想的な鑑賞環境だった。※臨場感体感上映とは、BARCO社製 4K RGB レーザープロジェクター(SP4K-25) とDOLBY社製 シネマプロセッサーCP950により作
藤岡弘の出演映画 その2
藤岡弘の出演映画 その2引き続き、松竹時代の藤岡弘である。 66年に入っても、藤岡の出演作は結構多い。まずは「日本ゼロ地帯 夜を狙え」。「涙の連絡船」は都はるみの大ヒット曲を元にした歌謡映画。藤岡のデビュー作「アンコ椿は恋の花」も彼女の歌謡映画であった。 「雨の中の二人」は橋幸夫のヒット曲を元にした歌謡映画。橋の曲を題材に
殺人犯が、最後まで黙秘を貫いてしまったら
殺人犯が、最後まで黙秘を貫いてしまったら開始3分で愛に触れ、涙が出ました。懐の深い所までストレートに語りかけてくる物語が魅力の劇場版ガリレオの第三作目。登場人物それぞれの「静かな悔しさ」と一緒になって震撼する130分。 (c)2022 フジテレビジョン、アミューズ、文藝春秋、FNS27社「沈黙のパレード」 2022年公開 130分 監督:
12月のおススメ作品!PERFECT DAYS(パーフェクト・デイズ)
12月のおススメ作品!PERFECT DAYS(パーフェクト・デイズ)PERFECT DAYS (2023年12月22日公開) 映画館の予告編でこの作品を知った。「こんなふうに生きていけたなら」のコピーに心奪われ、観たくなる症候群に駆られた。(c)2023 MASTER MIND Ltd. ストーリー 東京・渋谷でトイレ清掃員として働く平山(役所広司)は、静かに淡
藤岡弘の出演映画
藤岡弘の出演映画今回からは、藤岡弘である。正確には「藤岡弘、」だが文章にすると変な場所に句点がついているようにしか見えないので省略する。 藤岡弘と言えば、やはり自分の世代では仮面ライダー1号・本郷猛の人だったりする。そのせいか本作がデビュー作と思っている人もいるかもしれないが、デビューは65年であり、ライダーは71
おずおずと小津を語る その3
おずおずと小津を語る その3日本映画が最初に国際的に知られるようになったのは1950年黒澤明『 羅生門 』。溝口健二、成瀬巳喜男、市川崑、大島渚あるいはゴジラなどがそれに続きました。 生前小津が海外で評価されたのは『 東京物語 』が1958年ロンドン映画蔡で受けたサザーランド賞のみ。 独創的で創造性に富んだ監督に贈られるという
おずおずと小津を語る その4
おずおずと小津を語る その4小津安二郎は1903年東京生まれ、10歳で父親の故郷三重県松阪に転居。大学受験に失敗した後、小学校の代用教員をしていた。同市には小津安二郎松阪記念館があります。( ちなみに市川崑は近くの宇治山田出身 )19歳叔父のコネで松竹蒲田撮影所に撮影部助手として入社。映画青年でしたが、もっぱら外国映画ファンで
おずおずと小津を語る その2
おずおずと小津を語る その2 小津安二郎は『 晩春 』以降、脚本家・野田高梧とのコンビでいわゆる小津調と呼ばれるスタイルを確立。芸術性が高いが、決して理屈っぽい難解な映画ではない。 ただリテラシーを考えないと、ドラマの見どころがつかみにくいのはたしかでしょう。 黒澤明と小津安二郎と作風が対照的なのでドラマの描き方を対比してみる
おずおずと小津を語る その1
おずおずと小津を語る その12023年12月12日は小津安二郎の生誕120年没後60年にあたります。 誕生日に亡くなったというのも珍しいが( ちなみにトリビアを書くとイングリッドバーグマンもそう )、12月12日というゾロ目、100年前映画界に入った大正12年の12月12日に20歳を迎え、60歳の還暦に亡くなるという数字の並