2024年に観た映画(46 & 47) 「室井慎次 敗れざる者 / 生き続ける者」
2024年に観た映画(46 & 47) 「室井慎次 敗れざる者 / 生き続ける者」TV放送終了から27年半、劇場版第1作公開から26年、4作目の「THE FINAL 新たなる希望」から12年を経て公開されたスピンオフ作品。本作の公開に合わせてCXが特番、劇場版含めほぼほぼ再放送してくれたおかげで復習も十分。改めて思いましたが、「踊る~」が一番面白かったのはやはり最初のTVシリーズ
2024年に観た映画(44) 「アイミタガイ」
2024年に観た映画(44) 「アイミタガイ」大切な友を失った梓(黒木華)と、亡き親友との思い出を中心に据えて、人と人とのご縁が紡ぐエピソードの数々がやがてひとつのハートウォーミングなお伽噺へと帰結する物語。文字にしてしまうと正直どれもありきたりなエピソードばかり。なのに中弛みする事もなく、最後のピースがはまって本作のパズルが完成した際にはこち
2024年に観た映画(38) 「ぼくが生きてる、ふたつの世界」
2024年に観た映画(38) 「ぼくが生きてる、ふたつの世界」「そこのみにて光輝く」以来となる呉美保監督作品。コーダとして育つ五十嵐大(吉沢亮)の成長を具に描いた本作。耳が聴こえない両親が子供を育てる大変さと、耳が聴こえない両親を持つ子供の大変さの双方を描きながら、大の自我の芽生えと共に徐々に大の目線で物語が進んでゆきます。大が成長と共に直面する“他所の家”と
2024年に観た映画(37) 「ぼくのお日さま」
2024年に観た映画(37) 「ぼくのお日さま」北の辺鄙な地方都市を舞台に、元フィギュアスケートのスター選手荒川(池松壮亮)とその教え子さくら、荒川が声を掛けたタクヤの3人の、少しだけ時計の針を巻き戻したひと冬の物語。キャストの紹介文を読むと、タクヤは小6でさくらは中1。「小さな恋のメロディ」のダニエルとメロディを例に出すまでもなく、この年頃は子
2024年に観た映画(36) 「ナミビアの砂漠」
2024年に観た映画(36) 「ナミビアの砂漠」(c)2024『ナミビアの砂漠』製作委員会(c)2024『ナミビアの砂漠』製作委員会(c)2024『ナミビアの砂漠』製作委員会 トップ> オススメ教えて!> 私の推し俳優> 素敵な《カメレオン女優》 河合優実今や一番目が離せない女優さんとなった河合優実嬢の主演作。これまで観てきた、彼女が演じた役柄と
2024年に観た映画(35) 「ラストマイル」
2024年に観た映画(35) 「ラストマイル」(c)2024 映画『ラストマイル』製作委員会「塚原あゆ子監督と脚本の野木亜紀子が再びタッグを組んだ、『アンナチュラル』『MIU404』と繋がるシェアード・ユニバース・ムービー」との宣伝文句に、(観賞前は)なんて商魂逞しいTBSの商業映画戦略だこと!と眉を顰めておりました。新作映画にかつての人気TV
2024年に観た映画(34) 「フォールガイ」
2024年に観た映画(34) 「フォールガイ」そもそも人気TVシリーズの映画化でしたか。「俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ」というタイトルで1980年代に日テレの日曜10時半枠でも放映していたんですね。全然知らんかった。そういう背景もあるからか、いきなり懐かしい曲が流れてきてオジサンはテンションが上がる。人気スターの元専属スタントマン、コルト・
2024年に観た映画(33) 「街の上で」
2024年に観た映画(33) 「街の上で」1983年春の大学入学と共に始まった東京暮らしは、高井戸、八幡山/経堂、富士見ヶ丘/芦花公園と、京王井の頭線&小田急線と共にありました。その距離と比例して、下北沢はとても身近な街として存在し続けていた。今ではお芝居を観に年に1回行くか行かないか。訪れる度に再開発が進み、踏切も食品市場もアンゼリカもな
ここでしか観られない珠玉の短編作品
ここでしか観られない珠玉の短編作品最近はジブリパークばかりが話題に上がりがちですが、2001年に開館した“三鷹の森”の映像展示室「土星座」では、ここでしか観賞出来ない宮﨑駿脚本・監督作品が10作品(2024年時点)も上映されています。私は未だにコンプリート出来ていません・・・①やどさがし(原作・脚本・監督:宮﨑駿)あらすじごあいさつ
2024年に観た映画(32) 「キングダム 大将軍の帰還」
2024年に観た映画(32) 「キングダム 大将軍の帰還」劇場映画がシリーズ物と化して1話完結じゃなくなった最初の作品は「スターウォーズ/帝国の逆襲」あたりじゃないでしょうか。今では「それが何か問題でも?」と言わんばかりに話の途中でエンドロールが流れ始める作品が幾らでもあって、個人的にはちょっと眉を顰めてしまいます。そんな感じで終わった前作の続きとして原作