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【ネタバレ】その2 史実との違い と 後日談
『 裂けた鉤十字 ローマの最も長い一日 』についてネタばれあり その1から続く リチャード・バートンが演じたヘルベルト・カプラーは実在の人物。本作では苦悩した人物と描かれてますが、実際は職務に忠実・積極的に関与していたようです。ホロコーストでは、イタリアから2000人を超すユダヤ人を強制
【ネタバレ】その2 史実との違い と 後日談 『 裂けた鉤十字 ローマの最も長い一日 』についてネタばれあり その1から続く リチャード・バートンが演じたヘルベルト・カプラーは実在の人物。本作では苦悩した人物と描かれてますが、実際は職務に忠実・積極的に関与していたようです。ホロコーストでは、イタリアから2000人を超すユダヤ人を強制
【ネタバレ】苦悩する虐殺者 阻止に奔走する神父 その1
『 裂けた鉤十字 ローマの最も長い一日 』 2020年12月3日にロキュータス名義でレビューしましたが、投稿時在庫なしだったので観ることはできませんでした。 DISCASさんで在庫1枚復活しましたので、約40年ぶりに観ることができました。 データによると日本未公
【ネタバレ】苦悩する虐殺者 阻止に奔走する神父 その1 『 裂けた鉤十字 ローマの最も長い一日 』 2020年12月3日にロキュータス名義でレビューしましたが、投稿時在庫なしだったので観ることはできませんでした。 DISCASさんで在庫1枚復活しましたので、約40年ぶりに観ることができました。 データによると日本未公
戦後、こころの焼け野原に神を想った作家。 その3
問い その1 形あるもの。 物質や肉体、文字や表現が存在するのは、見たり触ったりできてわかりやすい。 では形がないもの、 人間が内面に持つ考えや感情、概念や印象、自分と他者の間の習慣、制度や関係など、見たり触ったりできないものは、存在しないのか。 問い その2 涙を流している人がいる。
戦後、こころの焼け野原に神を想った作家。 その3 問い その1 形あるもの。 物質や肉体、文字や表現が存在するのは、見たり触ったりできてわかりやすい。 では形がないもの、 人間が内面に持つ考えや感情、概念や印象、自分と他者の間の習慣、制度や関係など、見たり触ったりできないものは、存在しないのか。 問い その2 涙を流している人がいる。
戦後、こころの焼け野原に神を想った作家。 その2
僕は哲学も宗教もきちんと学んだことはありません。小説とか映画で宗教的な命題に接すると、その都度、雑学とさえ言えない断片的な知識を寄せ集めごちゃまぜにして、とりとめもなく我流で考えて過ごしてきただけ。 宗教で疑問に思うこと。悪いことをした人間が不幸な結果に終わった時、「 天罰 」「 因果応
戦後、こころの焼け野原に神を想った作家。 その2 僕は哲学も宗教もきちんと学んだことはありません。小説とか映画で宗教的な命題に接すると、その都度、雑学とさえ言えない断片的な知識を寄せ集めごちゃまぜにして、とりとめもなく我流で考えて過ごしてきただけ。 宗教で疑問に思うこと。悪いことをした人間が不幸な結果に終わった時、「 天罰 」「 因果応
戦後、こころの焼け野原に神を想った作家。 その1
2023年3月27日 遠藤周作生誕100年となりました。 遠藤周作は22歳の時、終戦を迎えました。同世代、いわゆる戦中派の青年の多くがそうであるように、松本清張、司馬遼太郎らは出征し軍隊生活を経験してますが、遠藤周作は体が弱く肋膜炎のため召集が遅れ、入隊直前で終戦。まずその点で負い目を感
戦後、こころの焼け野原に神を想った作家。 その1 2023年3月27日 遠藤周作生誕100年となりました。 遠藤周作は22歳の時、終戦を迎えました。同世代、いわゆる戦中派の青年の多くがそうであるように、松本清張、司馬遼太郎らは出征し軍隊生活を経験してますが、遠藤周作は体が弱く肋膜炎のため召集が遅れ、入隊直前で終戦。まずその点で負い目を感
ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い
外国のなまえの日本語表記の問題はむつかしい。 相手の国の発音を聞き取って、カタカナなどに置き換え外来語とするのだけど、別々の言語を元にした外来語は、同じものを指しても別のものと思ってしまう。 たとえばキリスト教の国では十二使徒にちなんで男性の名前を付
ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い 外国のなまえの日本語表記の問題はむつかしい。 相手の国の発音を聞き取って、カタカナなどに置き換え外来語とするのだけど、別々の言語を元にした外来語は、同じものを指しても別のものと思ってしまう。 たとえばキリスト教の国では十二使徒にちなんで男性の名前を付
敗者を称える歌
アカデミー賞授賞式のみどころの一つはショーの素晴らしさ。主題歌賞候補のパフォーマンスもだが、企画もののスペシャル・パフォーマンスは格別なものがある。そのなかで僕が今まで観てきた中で最高と思うのは、第58回(1985年度)授賞式( 1986年3月24日 )での「 Here's to the Loser
敗者を称える歌 アカデミー賞授賞式のみどころの一つはショーの素晴らしさ。主題歌賞候補のパフォーマンスもだが、企画もののスペシャル・パフォーマンスは格別なものがある。そのなかで僕が今まで観てきた中で最高と思うのは、第58回(1985年度)授賞式( 1986年3月24日 )での「 Here's to the Loser